これならいいだろうと思える査定金額に達し、売買契約に署名捺印するとなれば、売主が用意しなければいけない書類がいくつかあります。


軽と普通車では印鑑の違いがあったり、個人情報に変更があれば必要書類も増えるので注意しなければいけません。


どちらの場合も必要になるのは車検証で、ほかにリサイクル証明と自賠責保険証、そして(軽)自動車税の納税証明書が必須です。


契約書に押す印鑑は、普通乗用車であれば実印ですから印鑑登録証明書も必須ですが、軽自動車は市販の認め印が使えるため、印鑑証明をとる必要もありません。


車の買い換えをする時に、人それぞれやり方はあると思いますが私自身は、ディーラーに下取りに出さず、中古車を扱う専門の買い取り業者に査定を頼んで、買い取ってもらうことにしてます。


パソコンかスマホでネットに繋いで、一括査定サイトに行き、そこで車種などの売りたい車の情報や、個人のいくつかの情報を書きこんで登録をすると、業者からのコンタクトがあります。


電話連絡の場合が多いです。


普通、四社とか五社くらいから連絡がくるようです。


電話がきたらその時、大体自分の車がいくらで売れるものなのか、相場を聞きます。


値段がわかったら、金額の良い2、3社を候補に残しておいて、それ以外の業者については、そこでもう断りの電話を入れるようにしています。


車の査定時、どうせならなるべくいい値段で車を手放したいところです。


そこで役に立つ方法がありますから、参考にしてください。


まず、複数の業者にあたりをつけます。


それらの業者から、見積もりを出してもらうようにします。


具体的な値段の話はまだしません。


それらの中で、一番高い査定額を基準として業者と価格の交渉を始めます。


話がいい具合に進むと、一番高い査定額から、さらに上乗せされた金額を引き出せるかもしれません。


でも、これを幾度も繰り返してしまうと、車を本気で売るつもりはないと思われることもあるため、その辺の対応には注意が必要です。


高い見積価格をだしてもらうためには、複数の車買取業者の査定額を比較をするのが最も良い方法です。


買取の業者によって主に扱う車種などが異なり、買取金額が異なることもあります。


複数の業者の査定額を比較すれば、買取価格の違いがわかるので交渉する材料になるはずです。


気が弱い方は交渉上手な友人に一緒に交渉してもらうといいですね。


同時に多数の車買取会社のスタッフに出張査定予約を入れて、その場に居る全員に同時に査定をしてもらうことを相見積もりと呼んでいます。


相見積もりをしてもらうと何が得かというと、価格競争を起こさせて査定額を上げることですね。


買取業者の中には相見積もりをしたがらないところもありますが、快く相見積もりを引き受けてくれる買取会社は車を購入したいという意欲が高いところがほとんどで、買取業者間の査定額競争が激しさを増すと予想されます。


相見積もりは車をなるべく高く売るために有効な手段です。