10対0で先方に過失があって追突され、その後、修理して乗るというケースは案外多いものです。


ただ、それはそれでつらいですが、あとでディーラーの下取りや中古車買取に出す際は事故車扱いになりますから、ガタッと査定額が下がってしまうことがあります。


事故の原因となった相手に賠償を要求できれば良いのですが、ケース別に判例が多すぎてなんとも言えません。


保険だけで解決しようとする場合、当事者間で話し合っても当の保険会社としてはその部分については保険対象外とすることが殆どです。


補償を求めるためには訴訟も考えに入れた上で法律事務所と協議したほうがいいでしょう。


たとえ新しかったり高級車であっても事故歴があったり、多走行車を優に越える走行距離10万キロ超の過走行車などは、中古車屋からも引き取れないと言われてしまうことが多いです。


けれども対処法がなくなってしまったわけではありません。


解体業者への持ち込みと廃車手続きを自分ですれば、屑鉄代と重量税の還付金が手元に残ります。


そのほか、ワケありの車を専門にしている業者に打診する方法もあります。


専門業者ならではの方法で再利用可能なパーツごとに見積もって買取価格を提示してくれるのです。


専門業者と廃車ではそれぞれ異なるメリットがあるので、自分自身がこれならいいと思う方法を選ぶことが大事です。


車の査定額は高いほうがいい!そのための条件は、売れる車種かどうかでしょう。


その理由は、市場でよく売れる車種は、買い取り後を考えてみた際にすぐに売れる可能性が高くたとえそう安くなくとも購入したいという声が上がりやすく、査定ではじき出される価格が高くなる場合が多い可能性が高いです。


そのようなものに当てはまるのが、アルフォードやワゴンR、フィット、それから、ハリアーなどで、これらは特に人気のある車種です。


車検証、それから、自動車納税証明書を車の査定依頼をする際には、用意しましょう。


それから、車の外側と内側をよく確認してください。


自力でなんとかできそうな程度の傷はなんとかして、ワックス掛けや内装の掃除も入念にすることをオススメします。


改造を施した車である場合、改造した箇所を可能な限り、元通りにして、自分で買ったパーツではなく、純正のパーツに戻した方が有利になるでしょう。


煙草を吸わないようにするなど、ニオイにも注意を払いましょう。


プロの腕前の査定士にはいい加減な嘘をついても瞬時に分かるので止めた方が良いでしょう。


じつは事故ってしまったことがあったり、修理を依頼したことがあったのに、これらが理由で低い見積もりを出されたくなくてそんなことはないと言ったとしても嘘は調べれば分かるものです。


それに、嘘をついてしまったという事実でお店側の人間に信頼されなくなっても当然なのです。


結果的に、厳しい見積額を提示される可能性が起こっても仕方ありませんから、事故歴などについては変に隠そうとせずにしっかりと言った方が良いのです。