車体の色によって、同じ車種でも査定額は変わってきます。


黒や白などの定番カラーは無難でオークションなどで人気が安定しているため、プラス査定になることが多いです。


その上、シルバーは定番色であることにプラスして車体の汚れがあまり目立たないという特徴があるので高い人気を誇っています。


反対に、黒や白、シルバー以外の色となると、あまり査定額アップに繋がらないでしょう。


査定の際には流行っているボディカラーだったとしても、買取から売却の間にそのボディカラーの流行が廃れていることを考えに入れて査定しなければいけないからです。


幾らかでも高く自分の車を査定してもらいたいのなら、相場を知りたいだけでなく、自分は直ぐにでも売りたいんだという思いを全面的にアピールすることです。


暇つぶしに査定はしてもらうが車を実際に手放すのは先になるだろうという相手よりも、話が決まれば直ぐにでも売りますという相手の方が中古車買取業者にとってありがたいでしょう。


即決する可能性があるとわかると、他社に取られる前にうちで取り引きしてもらおうと査定額をアップしてくれる可能性が高くなります。


車の外観の傷というのは買取のための査定を行う時点で隅々まで確認されるのが普通です。


見てすぐわかるようなキズは当然ながら減点ポイントになりますが、舗装の巻き上げ等でつく小傷などはあまり査定には影響しないようです。


査定前には僅かなキズでも気になるかもしれませんが、修理に出したところで修理代を上回るほどの査定額アップはまずないと考えて良いでしょう。


数年に一度しか使わない個人と大口顧客である中古車屋相手では修理価格は大幅に違いますから、わざわざ高い支払いをするよりは傷ありで売る方がお得です。


自動車のオーナーにかかる「自動車税」というものは、毎年4月1日の時点でその車を所有している人に1年分が請求されます。


しかし、車売却の時には、支払った税金の残り月数分の金額が査定に上乗せされますから、損したと思うようなことはないのです。


でも、自動車重量税は査定に加算されることはなく、廃車にでもしない限り返却される制度はないのです。


しかしながら、税金を支払った月数分の残りの金額を上乗せして見積もってくれる場合もなきにしもあらずです。


査定スタッフと交渉するとお得に売却できる可能性がアップします。


車をそろそろ手放そうという時、中古車買取業者の査定を受けて、買い取り金額が確定して契約成立した後で減額するよう請求されることもあります。


そんな時でも、よくよく調べると不備があったので、買取額を減額しますと言われてしまったとしても承諾しなくてよいのです。


その不具合があることを知りながらにして事前の報告を怠ったのならともかく、そうではないという時には断固減額を拒むか、契約を白紙に戻しましょう。