決算期で販売合戦の激しい3月と、賞与支給から2ヶ月たった9月は懐も余裕があるため、自動車の販売は好調です。


業者の意図としてはできるだけこの時期に商品を仕入れて捌きたいです。


つまり多少高くても仕入れる(買い取る)覚悟があるわけです。


いつまでに売らなければいけないというリミットがないなら、狙い目なのがこのシーズンでしょう。


一方で4月は、ボーナスとは別に取引量の多い3月の直後にあたるため、査定は全般に下がり気味になります。


誰でも車の査定では、可能な限り高値をつけてもらいたいものですが、そのための話の進め方があり、以下のように進めていきます。


まず、複数の業者にあたりをつけます。


それらの業者から、見積もりだけもらってくるようにします。


価格に関しての交渉はまだしないでおきます。


それらの中で、一番高い査定額を基準として目当ての業者と交渉をスタートさせます。


話がスムーズに進めば、基本としていた金額より、さらに上乗せした額をつけてもらえることがありますが、何度も同じ業者相手に行う方法ではありません。


車を売る気はないなどと間違って判断される恐れがありますので、その辺の対応には注意が必要です。


愛車を高額で手放したいのなら、下取りはやめて買取してもらうようにしましょう。


買取を選ぶほうがずっとプラスになることが多いです。


それに事故車や故障車を売却したいと思う時は、下取りにすると評価の低い可能性があるためプラスになるどころか廃車の費用を請求される可能性もあるでしょう。


ですが買取なら専門の業者を選べば、ストレートに買取していただくことができます。


車を購入する友人たちに聞くと、古い車はほぼ100%下取りに出しているようです。


下取りはすべておまかせですが、買取は査定に来てもらう手間があります。


売るほうの気持ちの問題もありますが、処分しようという車の年式や車種などによって車買取業者での処分も、検討する価値はあると思います。


私は下取り価格が不満だったので、買取業者にも値段をつけてもらいました。


その結果、買取業者のほうが高かったんです。


特に高額だった1社にきくと、ちょうどこの車を探しているお客さんがいるのだそうです。


買取代金は後日振込みでしたが、引取りの翌日には振り込まれていました。


30万円以下なら現金払いもできるそうです。


ともあれそのお金で早々に新車を購入しました。


ローンは利息がつくので、頭金を入れて安く済んで良かったと思います。


さすがにその時は、知らないと損をしているなあと思いました。


車査定と下取りを比較したとき、下取りのほうがいいと思う方も多いでしょう。


確かに下取りなら買おうとする車を愛車の下取りで購入額から値引きをできますし、買取の手続きも購入手続きも同時に行えるので便利です。


ところが、単純に売値だけを考えると車査定の方が高く査定されます。