何かしらの理由で所有する自動車を査定してもらいたい時には車検証だけあれば良いのですが、実際に売却すると決まったら必要書類をいくつか準備しなければなりません。
売却したい車が普通自動車ならば車検証以外に自賠責保険証や納税証明書、リサイクル券、その他に実印や印鑑証明書が必要になってきます。
仮に納税証明書をなくしてしまった場合には、普通自動車と軽自動車では再発行をお願いするところが違ってきます。
売ろうとしている車が普通自動車だったら都道府県の税事務所ですし、普通自動車以外の軽自動車は市役所などが受付窓口になるのです。
お子さんがいてチャイルドシートを使用している場合、その車を売却するのでしたら、はずしてからのほうが良いでしょう。
車の査定は車本体が対象であってチャイルドシートの有無は加点される項目ではありません。
ベビーシートもジュニアシートもそれぞれUSEDで探している人も多いですから、取り外してからリサイクルショップなどで売ればそこそこ良い価格がつきます。
一部のブランド品などは思いがけず高値で処分できる場合もあります。
外車というのは国産車と比較すると、業者による買い取りの際は値段が安くなりがちです。
知名度の高い外車であっても国内流通量は二大国産メーカーのそれと比べても極めて少なく、市場で安定したニーズがあるとは言い難く、取扱い店舗によって査定額はまちまちです。
それでも処分したいと思うのであれば、数多くの買取業者から見積りをとって比較することです。
一度に多数の中古車屋に一括で見積りを依頼できるサイトがありますが、こうしたサイトを使うとわずかな手間で一気に多数の見積りを入手できます。
中古車屋に車で行ってその場で実車査定を受けるなら、曜日や時間帯によっては短時間には終わらないかもしれませんが突然の持ち込みでも対応してくれます。
但し、持ち込んだ一社にしか査定してもらえませんから、比較対象となる他社見積りもなければ、提示された価格を「安い」「高い」と判定する基準もありません。
つまり本来の価値より低い価格で買われてしまうこともあります。
同じ査定なら出張査定で、多くの業者に見積りを出してもらうほうがより高い額で売却することができます。
中古車の相場というのは市場のニーズによって変動しています。
ですから査定時に提示された見積額にはその価格での買取りを保証する有効期限があります。
ただ、期限はケースバイケースで変わってくるため、金額を出してもらった段階で有効期限については確かめておいたほうが良いでしょう。
期限は長くても10日から2週間位でそれ以上はほとんどないでしょう。
そして中古車の相場の変動が大きい時期になると、短縮されていることが多いので注意が必要です。