知人に聞いて「いいよ」と教えてもらったので、無料の出張査定サービスを呼んで車を売却してみたことがあるのですが、その時に、査定の人の仕事の印象が良くてちょっと感動してしまいました。
作業手順のしっかりしたマニュアルがあるのでしょうか、とても細かく丁寧に診断をしていくのですが、スムーズかつスピーディに進んでいきました。
ドアのところに擦ったような小さな古いキズがあり、それには全く気づいてなかったので少々驚きました。
「こんなのまで見つけるんだ、さすがプロの目はしっかりしている」と思いました。
それほど大きくマイナスにはならなかったので、ホッとしました。
車を買い換える際は下取りに出すのが一般的ですが、中古車買取も候補にいれてみませんか。
最近はネットで複数の買取業者に査定依頼できるので、1社による下取りではなく競合見積りにすれば、高値も期待できるのではないでしょうか。
ディーラーとの付き合いもあるかもしれませんが、車種、中古車としての状態などによっても下取りでないと価格がつかない車もあれば、買取で高く売れる場合もあります。
私も下取りしてもらう予定でしたが、中古車業者が近所にできたので査定を依頼したところ、下取りのほうがかなり安いことに気づきました。
買取業者に「査定通りで買うんですか」と訊いてしまったほどです。
2つの業者のうち片方は現金買取りと言うのも魅力でした。
現金を持ってディーラーに行き、ディーラーから車を購入しました。
下取りを断ったけれども悪い顔はされませんでしたよ。
査定依頼してから支払いまでわずか5日です。
このスピード感がいいですね。
皆さんご存知のように、車のローンを返している間は、車それ自体がローンの担保となっています。
ローンを完済していない車を売ろうとするならば、残った債務を清算し、ご自身が車の所有者にならなければなりません。
とはいえ、今は多くの車買取業者がクルマの売却金額から残債金を立て替えて完済手続きをとってくれ、所有権を移す作業も業者が行ってくれます。
ローン残債分と売却額を計算し、業者に支払い、そうでなければ現金として受け取るのか、どちらかになります。
車の査定は走行した距離が少ない方が高い査定額となります。
走行距離が長ければ長いほど車の状態が劣化してしまうからです。
そう言っても、走行した距離のメーターをいじって改ざんするとそれは詐欺ですから、走った分はもうどうしようもないです。
次の車からは、売る時のことまで頭に入れておいて余計には走り過ぎないようにした方がいいと思います。
車を査定して欲しいからといって、買取業者の店舗に現物を直接持ち込むのはよほど急いでいない限りおすすめしかねます。
同業他社の査定額を比較することもなしに来店すれば、価格交渉の根拠がなく、安値になる可能性が高いからです。
ただ、ひとつだけ有難いのは、訪問査定を受けるよりも短い時間で売却できるという点に尽きます。
査定と買取を行う店まで現物を搬入するところまでが済んでいるわけですし、あらかじめ書類を整え、必要に応じて実印や印鑑証明も用意しておくと、店舗に行った当日に契約が終わっているなんてこともあるわけです。