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原則的に、車査定において絶対必要

原則的に、車査定において絶対必要になってくる国家資格はないのですが、国家資格の代わりに国が推奨する民間の資格として中古自動車査定士があります。


この資格はJAAI(日本自動車査定協会)によって認定され、中古自動車査定士は大型車と小型車の2種類存在します。


実務経験が半年以上あって、学科と技能試験に受からないと資格を与えられることがありませんから、この中古自動車査定士の資格所持者は、すなわち一定レベル以上のスキルがあるということを証明してくれるはずです。


車を査定する際、事故車であると認められた時は、通常の査定よりマイナスになります。


そうであっても、事故車であることを秘密にすることは考えないでください。


と言うのは、事故にあっていた事を、後から買取業者が知ってしまい面倒なことに発展するケースをよく耳にするためです。


中古車買取業者は素人とは違うので、事故車であると認めなくてもやがて事実は明らかになります。


不愉快な思いをしないためにも、一番よいのは、嘘をつかないで申告する事です。


自分が持っている車を売ろうとして査定に出したときに、残念ながら買取額はつきませんと言われるケースもままあります。


その車が「過走行」と呼ばれる走行距離10万km以上の状態だったり、かなりの大事故で大きく修理した履歴の残ったケースなどは査定額が出ないことがあるのです。


多くの中古車買取店を回ったとしても同様に査定額がつかないケースでも、廃車を専門とする買取業者にお願いする事が可能ですので、その車を売ることを止めてしまう必要はないのです。


一般論を言うと、中古車売買に於いて査定書等の発行はされないことが多く、査定書が欲しいと言っても出してくれないことが多いです。


資産証明(自己破産申告や遺産相続などで必要)をする場合などで詳細な査定金額が明記された証明書が欲しくなったら、通称JAAI、正式名称は日本自動車査定協会へ見積もりをお願いしなければならないでしょう。


JAAIは国内で50ヶ所以上の事業所を持っていて、車の査定には幾らかの料金が発生します。


また注意したいのが、あらかじめ予約制となっていることです。


中古車の査定を雨の日や夕方以降にお願いすると、少々査定額が高く出るという説が世の中にはあるようです。


当然ですが夜間は暗くて、雨降りだと水滴が邪魔をして車のボディーの傷や汚れなどが見にくくなるから有利であるというのが夜間などに査定依頼すべきだとの根拠になっています。


そんな説があっても、じつのところそれで高値を付けてしまうほど甘い査定をする店舗があるわけはないのです。


却って、もし見落としがあっても後で差し引き可能なように、晴れた日中に査定する場合よりも少々査定額を抑えられてしまうこともあるでしょう。
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