車の査定と下取りを比較したら、下取りのほうがいいと考えられる方も多いでしょう。
確かに下取りにしたときは欲しい車を愛車の下取り額で購入額から値引きが可能ですし、買取手続きも購入手続きも一括で行えて便利です。
ですが、売値だけに限って考えると車査定の方に軍配が上がります。
世間では、車の査定を受けるのに良いのは3月が一番良いそうなのです。
なぜそうなのかというと、4月からの新生活に向けて、多くの人の生活環境が変わるため、車の需要が増えて1年で一番、中古車の市場が大きく変わるからです。
買取需要が増えますから、気になる買取価格についても、多少は高めに買ってもらえるようです。
自動車税の問題もありますから、いずれにしても3月中に査定も売却も終わらせてしまうというのが最善だと言えます。
最近販売されている車は標準装備でのカーナビゲーションシステムが多数派となってきました。
こういうわけで、単にカーナビが搭載されていてもさほど査定額に影響を及ぼさなくなりました。
例外として、後から高額なカーナビシステムを装備した場合に限っては査定額アップが期待できる可能性が高くなるでしょう。
すぐに取り外せるタイプのカーナビならば、買取店に持ち込む前に取り外ししてしまって別にカーナビだけオークションで売るという選択肢もありますね。
これまで大事に乗ってきた車を買い取ってもらうなら、気持ち良く取引したいですね。
買取価格アップに直結するかわかりませんが、掃除だけは済ませておきましょう。
車内の掃除をしたら、シートカバー、ホルダー、ゴミ箱等は撤去しておきましょう。
収納部分もカラにしておくのが望ましいです。
外側は思い切って洗車してしまいましょう。
ワックス入りのカーウォッシュで洗うくらいで充分です。
普段使わないブラシなどで念入りにやると、塗装に傷がついたり色ムラになることもあるので、清潔さを第一に考えてください。
ボディの上下であるルーフと足回りは汚れが残りやすいので、よく洗い落としましょう。
時間があれば、ニオイなどが残らないよう充分換気しておくのも大事です。
売りに出す車を少しでも良いから高く買ってもらいたいのが皆の共通の願いでしょう。
そんな時は、買取専門店に持って行く前になるべく自らクリーニングすることが大切ですね。
修理や事故の記録は残りますから、隠し通すことはできません。
しかし、車についた汚れや臭いなどに関しては自分で対処することで大分キレイにすることができますよね。
それに、車内においてタバコを吸っていた人に関しては、タバコの臭いが嫌われることを念頭に置いて、査定が低くならないように消臭することを心掛けましょう。