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 1日から、都市ガスの小売りが全面的に自由化された。「ガスの自由化」で、私たちはガス会社を自由に選ぶことができるようになり、ガス会社では既に値下げ合戦も始まっている。「ガスの自由化」で私たちの暮らしはどう変わるのか?解説する。

◆変更するための手続き
 現在契約している会社を変えたい場合、基本的には電話やインターネットで新たに契約したい会社に連絡すれば手続きが進むことになっている。東京23区の場合では、これまでは東京ガスが独占していたが、4月から、「ニチガス」と「レモンガス」などが新規参入した。
 これまで東京ガスは地下にあるガス管を使って、各家庭にガスを送っているが、今後は新しい会社もこの同じガス管を借りて、ガスを送ることができる。つまり、私たちがガス会社を切り替えてもこれまでの設備が使われるので、新たな工事は必要ない。

◆「自由化」で料金はどう変わる?
 料金を3人家族の一般的なガスの使用量で計算してみる。各社はガスと電気のセット割引を提案している。東京ガスはガス代が年間約930円安くなり、加えて電気代も数千円程度安くなるサービスを用意している。一方、ニチガスやレモンガスは東京ガスより年間約4000円安くなるが、電気代は安くならないという。

◆関西では既に値下げ合戦も
 関西では、もともとあった大阪ガスに電力大手の関西電力が参入し、大手同士で価格競争が始まっている。一方の首都圏も、大手の東京ガスに対して、現段階では小規模のニチガスやレモンガスなどが新規参入したが、7月には大手の東京電力が参入する予定があり、今後、値下げ競争が加速する可能性もある。

◆電力自由化は全体の約5%
 自由化というと、去年、「電力」の自由化がスタートしたが、実際、変更した人はどれくらいいるのだろうか。福島第一原発事故の影響もあり、自然エネルギーを売りにした新規参入もあったが、変更した人は全体の5%程度にとどまっている。
 変更した人が少ない理由には、「料金メニューが複雑でわかりづらい」「使用量が少ないとお得になる額も少ない」など利用者が、変更するメリットを余り感じていないことにあるようだ。ガス自由化もわかりやすい料金提示が求められる。

◆ガスの自由化のプラスとマイナス面
 まず、消費者と新規参入する会社にとっては、サービスの選択肢が増え、会社はチャンスが増えるという意味でプラスだ。ただマイナス面もある。実はガス自体の調達が難しいため、新規参入の会社は、全国で12社と非常に少ない。競争が活発になるよう制度上の工夫も必要になるだろう。

そもそもプロパンガスは対象外(笑)

実はガス自体の調達が難しいため、新規参入の会社は、全国で12社と非常に少ない。競争が活発になるよう制度上の工夫も必要になるだろう。

ならばマイナスではなく

有名無実ではなかろうか?

競争にならないところで価格上昇するなら別だが