さて、正確に言えば感伝祭の催し物ではないんだけれども智一さんが何かできないか?って急遽企画してくださったのがこの"立川志ら乃一門会ハーフin石巻"。めちゃくちゃ直前に告知&チケット販売があったけど、見逃さずに買えた私すごい。そんでこのチケットが取れたから感伝祭も頑張って参加みよう!って前向きになれたからマジに智一さんのおかげで石巻来れたと言っても過言じゃない。(他のイベントの抽選が憂鬱だった絶対当たらないと思ってたから)

開始は18時から。山ちゃんのトークショーが17時半で終わってダッシュで川を渡って、かわまち交流センターに向かったけど、やっぱりけっこう座席は埋まってて(座席は自由)、でもボッチ参加だからなんとか1つ空いてたよさげなところに座って。
落語はね、昭和元禄落語心中を読んでからちょこっと興味が湧いて。あと前に地元のホールで聞いたことがあったんです。ガチなやつ。6代目圓楽師匠のやつ。それがすごく良くて(当たり前だけど)、よっしゃもうこれは関智の落語聞くしかないやん!って思ってチケット買ったのです。関智さん好きだし、あと落語心中の与太郎だし!

んで、落語家が出てくるイメージってあるじゃん?出囃子とかが鳴って扉から出てきて落語始まるのかな?って思うじゃん?それ期待しながら座席に座ってたら、いや普通に歩いて出てきてそのまま話し始めちゃったからね。
関智さんと志ら乃さんがフツーにしゃべってるの。
高座の前で立って。
斬新かよ。

志ら乃さんはまあ名前の通り立川一門の落語家さんなんだけど、一般のお弟子さんはとってなくて、著名人のお弟子さんが数人いるみたい。
で、今回は2番弟子の関智さんからちょうど1週間前に声をかけられて、そんな急に出られるか!って思ったらちょーうどよくその日に石巻の近くでお仕事があったらしくてwww
お仕事のあとに駆けつけてくれたみたいでした。これが終わったら最終電車で帰るってんだから、まあ忙しい中本当にありがたい…

ちなみに志ら乃師匠の1番弟子はかの有名な山口勝平さんなんですが(゜-゜)
志ら乃師匠が言ってたことだからね!
勝平さんはね、レギュラー番組はあるんだけど出番がない時期が多くて。
ほら、某探偵のアニメとか、某海賊のアニメとか。メインキャラなのに長く出番がない。最近はもうそれをネタにしてるみたいだけど。
なので最近は志ら乃師匠は週3で勝平さんと会ってて、あちこち勝平さんと落語してまわってるみたいです。ていうかもう同行旅行。
って言ったところに関さんの
「モーホー旅行!?」
ってツッコミが入るwww


さて、
今日はお二人とも和装なわけですが。
言われなかったら絶対に気づかなかったんだけど、智一さんすっごい忘れ物したらしいです。
まずは扇子。ネタにもよるけどこれないと落語できない。師匠から借りてました。
あと襦袢。なので着物の下は素肌。
あとステテコ。なくてもいいんだろうけど、ないので着物の下はパンツ。
あと草履。よく見ると足元は足袋のまま。

ってほとんど忘れてるやないか!!!!www

唯一手拭いだけは持ってきたらしいです。
逆にそれすごい(^q^)



【関智一】
演目は看板のピン。出囃子はやぎさんゆうびん

すごい。
あんまり慣れてない演目らしいけども…なんていうかな、普段から演じ慣れてる人の度胸と勢いっていうのかな、さすが役者さん!っていう感じ。完成度としてはプロの落語家さんには劣るけど、途中で間違えても言葉を忘れても、そういうもんだって強引に持っていっちゃうような上手さがある。いや間違えたとこはわかったんだけどwww 懐に手を入れる時に逆の手を入れちゃったとことかwww でもそれすらも滑稽話の前フリみたいに見せちゃうところが、ああ普段からいろんな役を演じてる方ってすごいなぁと。そんな感想でした。
ていうか落語ってすごいよね?一人で何役演じるん!って思うもん。身振り手振りだけでさ〜すごいよ。

【立川志ら乃】
演目は変わり目。出囃子はあんたがたどこさ

さすがプロ、もう流れるような持っていき方で後ろに背景が見えてくるような…あのあれですよ、ガラスの仮面のマヤのパントマイムの試験で、何もないはずなのに鍋とか車とかが見えるような錯覚起こして審査員が目を擦るみたいな(マニアック)あとすごく耳に心地がいい。智一さんのはちょっとヒヤヒヤしたけどwww もう師匠のはなんの不安もなく聞いていられるから、どっぷり世界に浸かれた感じでした。
今回は有名なやつだったけど、いつか師匠の新作落語とか聞いてみたい。"低酸素長屋"だっけか?タイトルが秀逸すぎて忘れられないwww


たっぷりお話を聞かせていただいて、本当に贅沢な1時間でした。どうもありがとうございます!

本当はこのあと手売りで物販もあったんだけど、どうしてもカラオケに行きたかったので後ろ髪引かれつつも会場をあとにして。
オークションは終わった頃だろうけど、カラオケ人いっぱいで聞けなかったらどうしよう〜でも聞きたい、ちょっとでも姿見れたらいいや〜(T_T)ってトレーラーハウスに向かいました。


つづく。