2011/8/6 Sat 15:34
弱ったな

 て目が覚めたわけだけども待ち合わせまでにはまだ時間がある。部屋の中は暑く、扇風機をつけていたけれど起きたらじっとりとした汗をかいていた。せっかくシャワーを浴びたのに台無しじゃないかあ。

 氏はとても嫉妬深く私も嫉妬深い。だから互いの携帯のアドレス帳に異性の番号は入っていない。就職する前はそれでよかったけれど就職した今ではそれが少し面倒で、用があったとしても顔を合わせたときでないと解決できないのがうーんという感じになる。

 かし彼氏にその話しをしても異性のアドレスを入れることは許してくれないだろう。私も彼の立場だったらきっと許さない。けれど、それが今はどうして許さないのか分からなくなっている。好きだから、ひとりじめしていたいからでは何だか違う気がする。多分、私は駄目なのに彼氏だけはいいというのが許せないからだ。私は本当にわがままだ。

 はちゃらんぽらんだから彼氏しかいないと言っても異性とメールのやり取りをしたら調子にのりそうな気がする。それは彼氏に言われたことであり、自分もよく分かっている。だから駄目なのだろう。大丈夫、と言いながら嘘ばかり。

 妬が面倒だと思いながらどこかで嫉妬し続けていて欲しいと願う私がいて、わざと今日は誰々さんと話したよなんて彼氏に言う。それは他愛もないことなのだけれども当然彼氏は面白くないからムッとする。私でも同じことをやられたらムッとするだろう。しかし私はわがままで相手の反応を見るのを楽しむところもあり、そのどうでもいい報告を止められなかったりもする。ごめんなさいとあとで反省をするのに。

 日の食事には男性が一人いる。四十代後半の方なのだけれど彼氏はそれも嫌らしく、凄く怒った。私はその方とは一緒に仕事をしたことがなくほとんど顔見知り程度だ。だけど一度皆でご飯を食べにいったときは楽しくて、聞き上手のとてもいい人だった。自分が招いたことではあるがとてもいい人なのだよと唇を尖らせても意味がない。

 山話して結局食事に行くことを許してはもらえた。不満そうではあったが私は決して浮気をするつもりはないし、相手の方もこんな小娘をどうにかしてやろうなんて決して思うはずがない。ましてそんな良い顔を持っているわけじゃなし(喜んでいいのか泣くべきか)。

 当に私はわがままだ。だけれどそのわがままも最後は認めて許してくれて、またいつも通り接してくれる彼氏は心が広い。迷惑ばかりかけて、怒らせてばかりで、自分勝手で私はとても大馬鹿だ。見捨てないでくれてありがとう。だから私はあなたが好きでずっと傍にいたくて仕方がない。優しく笑う顔といつか信じていると言ってくれたことがまだ頭に残っている。私のどんな嫌な部分も受け止めて笑うから私はまた甘えてしまう。ありがとう。大好き。早くまた会いたいなあ。


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