ちなみに中学の時の親友から当時中3の時に聞いた話です
俺の通ってた中学って、めちゃめちゃど田舎でまわりに地蔵とかあやしい社とか、名も無い無人の神社とかがいっぱいあったんだ。
ある日、俺の親友(仮にWとするね)が部活が終わったあと、練習のために残ってて一人で帰るはめになった。
田舎道だから人とか全然通らないんだけど、真夏だったからまだ明るかったし別にそいつも怖いとかは思ってなかった。
だから油断?といったらおかしいけど、そいつ途中で自販機でジュースを買って、一人で近くにある無人の神社みたいなところで休むことにした。
縁側みたいなところに座って少し休んでたら急激に部活の疲れもあってか急激に眠くなったW。ふと見ると自分の後ろの神社の入り口?みたいなところが開いている。当時は真夏ってわけで「ちょっとは涼しそう」って気持ちで何となく入ったらしい。
ますます強くなる眠気に耐えられなかったWは、寝そべって意識が朦朧としてきてしまった。で、意識を失ったと思ったら足首にものすごい激痛が走った。
Wは眠気もあったが、反射的に自分の足の方に目を向けるとなんと女の子が”噛み付いていた”。あまりの光景に完全に目を覚ましたWが反射的に立ち上がると、女の子は居なくなってた。
その時は、もちろん怖くなったWはすぐ帰った。で、俺はそこまでだったらまあ夢とか気のせいとか、一時の記憶だし子供だったし嘘っぽいなーって思うんだけど(ちなみに歯型がついてたとかは無かったらしい)
それから1年に何回かは必ずその女の子が夢にでるらしい。見た目が同じとかじゃなくて、本能的にあ、あのときのって思い出すらしいんだよね。見た目とかそういう細かい部分ははっきり憶えていないらしいし。
そいつ、そもそもこの話を俺にしたのが高校入ってからだったんだよ。
その時でもう4・5回は見たって言ってた。夢の内容もその子がでてきたことだけは憶えててもどういう夢なのかは詳しく思いだせないらしい。
もう大学入ってからは会ってないんだけど、最後に会った時もマジな顔でまだ夢に見る日があるって言ってたな…。
俺の話だとそんな怖さが伝わらないかもしれないけど体験した本人に真剣な表情で語られた俺はかなり怖かった。
その神社ってのも行ってみたんだけど、ブランコとかあっていたって普通の公園+神社って感じだし。何も解決してないし進展もしてないんだけどね。でもその女の子の顔っていうのがすごく怖いっていうイメージだけはあるらしい。
てな感じで長い&うまく書けなくてごめんね。