高校のころ友達Mから聞いた話です。
Mの兄は大学の友人2人と南国(国忘れた)に卒業旅行に行ったそうです。
で、観光してるときにバンジ−ジャンプがあったので3人はやってみることにしました。
Mの兄と一人はすぐ飛んだのですが、もう一人がなかなか飛びません。痺れを切らし、その人を押して、飛ばしてしまいました。Mの兄は下にいてその飛んだ瞬間を写真に撮りました。
が、なんとその人はバンジーのひもが切れて下の湖に落ちて亡くなってしまったそうです。
押した人はもちろん、Mの兄も罪悪感でいっぱいだったそうです。
日本に帰ってからMの兄はそのカメラを写真屋にだし、とりに行くとその写真屋は「これは渡せない」と言い、なかなか渡してくれなかったそうです。それでもなんとか写真をもらい、うちに帰ってきたMの兄は「怖いからいっしょに見てくれ」とMにいい、二人でその写真を見ると、そこにはその友人が足についているゴムを伸ばしきって下の湖に頭の先をつけている写真だったそうです。それはただのバンジーの瞬間の写真だったのですが、一つ違うのはその湖から大きな白い人が出ていて(もう写真いっぱいに写っていたそうです)腕を伸ばし、手をチョキの形にしてその友人を釣っているゴムをまさに切ろうとしていた瞬間だったそうです。
その写真はその友人の家族に差し上げたそうです。
これを聞いて以来いつかやろうと思っていた
バンジーをやる気がなくなりました・・・。