mixiチェック

スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

三面鏡

私の叔母が五年前のお盆休みの期に体験した実話。

叔母はとある美容に関する病院で働いている。
お盆の時期は一番の稼ぎ時なので休みを取らず働いていた。
夫と離婚し両親と三人暮らし。
しかし両親は墓参りやなんやで何日か家を空け、その間も叔母は、夜に帰宅、朝に出勤といった日々を送っていた。

彼女の部屋は床が畳で、角には仏壇、ふすまの奥に彼女の母(つまり私の祖母)
が使用していた古めかしい由緒ある三面鏡がある完璧な和室だ。
夕方は薄暗くて気味が悪い。

ある夜、叔母は髪留めか何かを捜していた。
何の迷いもなく三面鏡の上や引出しやらを見たりしていて、三面鏡の前の座椅子の蓋をパッと開けてみた。するとなんと、長い真っ黒な細い髪の毛の束が綺麗にとぐろを巻いて置いてあった。ぎょっとして掴み上げてみると一メートル以上ある。明らかに付け毛の類ではない。ハサミでバチっと切ったような切れ方だ。勿論、叔母も家族も誰もここまで髪を伸ばした者は居ない。一家全員くせ毛で毛が太いので、家族の誰かである筈はない。気味が悪くなり、即その毛をゴミ箱の放り込み、床についた。


全く眠る事が出来ず次の日そのまま出勤した。

帰宅し、自分の部屋で肌の手入れをしながらなんとなくテレビをつけていた。(昨晩のこともあったので静寂はとにかく避けたかったらしい)
すると、昔の日本の白黒の怪談映画が始まった。三國連太郎(字わからん)が主役の映画だ。もの凄く若いなーなんて思って見ていたらしい。

内容は、妻が居るのにさんざん女遊びをした挙句、結局妻の元に戻り、その間にとっくに死んでいた妻が夫に霊となって復讐する、といったものだ。最後、その妻が自分の長い髪の毛で夫を絞め殺して話は終わる。

なんとその映画のタイトルは「黒髪」。

昨晩の出来事と何かしら関連があるのではないか、偶然だと思いたいけど思えない、など気が狂いそうな程怖かったと言う。家に誰も居なくて独りだった、お盆の時期だったというのも怖さを手伝っている。

その後両親が帰って来てから、例の髪の毛の事に思い当たりはないかと訊いてみたが、さっぱりだという。親戚にも訊いてみたらしいがみな知らない。勿論私も。
第一、祖母が使っていたのだからその長い間座椅子を一度も開けない訳がない。
一体いつ誰が髪を入れたのか、あれは誰の髪の毛なのだろうか。

案ずるより生むが易し 2

ところが翌々日、洗面台で手を洗っていた私は、今度は洗面台の右隅のところに一昨日見つけたのと同じようなわらが三本落ちているのに気がつきました。丁度、一昨日それと同じようなものを見つけた場所とは部屋の対角線上にあたる場所になります。不審に思ってそれを拾い上げ見ていた私に、どうかしたの?、と叔母さんが声をかけてきました。こんな物が落ちてたから、と言ってそれを叔母さんに見せました。叔母さんはしばしの間何か考え事をする様な仕草を見せましたが、すぐに私に顔を向け直すと、どこか他にもこんな物が落ちていなかった?、と聞いてきました。私は一昨日同じような物を見つけたことを話しました。すると即座に叔母さんはあっちを探してみて、と言ってテレビの方に向き直ります。言われた方の部屋の隅を探して見ると、そこには同じようなわらが一本だけ、簡易棚にくっつくようにして落ちているのが見えました。
叔母さんは、深く大きく息を吐くと、そのまましばらくの間黙り込んでしまいました。やがて私の方に向き直ると、叔母さんはゆっくりと話をし始めました。以下、叔母さんが私に語ったことです。


いい?、香織ちゃん、落ち着いて聞いてね?これはね、あなたのお母さんが亡くなるほんの少し前にあったことなんだけど。生死の境をさまよっていた姉さんの枕元に、編み笠みたいなものをかぶって、錫杖のような棒を持って立っている人が見えたの。最初は私もあなたと同じで、姉さんの足元のところにわらが落ちているのを見つけただけだったわ。それが、姉さんが亡くなるちょっと前になって、姉さんの枕元近くの部屋の隅で、俯き加減に姉さんの方をじっと見つめて立っているのに気がついたの。私、この人はきっと姉さんを連れて行こうとしているんだと思って、「お願い、連れて行かないで!」・・・って叫んだの。そしたらその人、私の方にゆっくりと振り向いて、俯いたまま首を横に振ったのね。その時、かぶっていた編み笠のようなものから、さらさらとわらが落ちていくのが見えたの。丁度、今あなたが見つけたのと同じようなものだったのね・・・。今、その姿は私には見えないけど、でもきっと今度は私を連れて行こうとしてここに来ているんだと思う。こんなところに落ちているはずのないわらが、だんだんと私の枕元に向かって移動してきている感じがするでしょう?ごめんね香織ちゃん、突然変な話をして。こんな話、信じられないでしょうけれど・・・


部屋に運び込まれた叔母さんの周囲で、看護婦さん達がめまぐるしく動いています。先生達が懸命に叔母さんを救おうと努力してくれています。震えながら呆然と立ちつくしていた私を、看護婦さんが促すようにして部屋の外に連れ出してくれたのですが、その部屋を出て行くまでのほんの一瞬のことです。私は、はっきりと見てしまいました。お遍路さんのような姿、枕元、覗き込むようにして叔母さんのことをじっと見つめたまま立っているその姿を、恐らくはかつて母の枕元に叔母さんが見たものと違わないであろう、その姿を。
***
私は、お盆が明けたら帝王切開のため入院する予定になっています。この入院が、私は今何だかとてつもなく不安です。マタニティブルーだとか考えすぎだとか妄想だとか、単にそんな類のものなのかもしれません、が、最近妙に叔母さんが入院した時の出来事を思い出してしまうことが多くて、こんなに不安になり胸騒ぎを覚えるのは三年前に盲腸で入院した時には全くなかったことなんです。
もしも部屋の隅に何かが落ちていたら・・・?そしてもしも、私には見えないその姿が枕元に立ってしまったら・・・?「案ずるより産むが易し」悪しき予感を覚えながらも、本当に文字通りそうであることを願っている、今日この頃です・・・。

案ずるより生むが易し 1

もう10年以上も前になる出来事です。叔母さんが子宮筋腫の手術のため入院し、私がそれに付き添うことになりました。叔母さんは私の母の妹にあたる人で、私がまだ幼少時に私の母が交通事故で他界してしまったこと、そして叔母さんには子供がなかったこともあって、私のことを実の娘のようにかわいがってくれていた人でした。だからその入院の折にも、仕事が忙しくてなかなか付き添えない叔父さんに代わって、私が高校を休んで付き添いをすると申し出たのでした。
叔母さんの手術は無事に終わり、手術後の経過も順調でした。そして、手術した日から4日目にいよいよ歩行開始となりました。昼食を終えると看護婦さんが二人部屋に来て、私と合わせて三人で補助しながら叔母さんはベッド脇に立ち上がりました。そのままゆっくりとトイレまで歩き、用を済ませ、そして部屋に向かって歩き始めた、その時でした。
香織ちゃん、何だか気持ち悪い・・・
叔母さんが細い声で言いました。胸が苦しいわ、息が、・・・コホッ・・・そう言ったかと思うと、叔母さんはそのまま前向きに崩れ落ちるようにして倒れ込み、2、3度けいれんしたかと思うとそのまま動かなくなりました。私は大声を上げて人を呼びました。近くにいた患者さんがすぐに看護婦さんと先生を呼んできてくれたのですが、先生達の懸命な手当てにもかかわらず叔母さんはそのまま帰らぬ人となりました。


ここで、話を手術の前日まで戻します。
叔母さんが入院していた部屋は個室で、部屋に入ると左手前に洗面台、右手前に収納棚が備え付けてあり、対面には大きな掃き出し窓とベランダ、右側の壁にはベッド、左手の壁にはベッドに向かい合うようにしてソファと簡易棚、テレビが置かれていました。その日の午後、叔母さんと談笑しているうちに外が暗くなってきたのに気付き、窓を閉めてカーテンを引こうとした時でした。部屋の右隅に落ちていたものに目が留まりました。近づいて良く見ると、それはわらのようなものでした。よく、納豆をこれに包んで売っているのを見かけるような、そんな感じの長さ、太さのものが二本、そこに落ちていたのでした。どうしてこんなものが?、とも思いましたが、その時はあまり深く考えずにそのままゴミ箱へ捨ててしまいました。

自分の葬式

夜中、コンビニに行こうと思い道を歩いていると前から車の光と急ブレーキの音そして凄い衝撃を受けたところで僕の意識は途切れました
目を覚ますと病室のベッドの上に寝ていたので事故ったんだなと思いベッドから起き上がって、誰かいないかと部屋を出ました。
従兄弟の家族が近くに住んでいたので駆けつけてくれてたようで近づいて声をかけたんですが気づいてくれません。おかしいな?とか思って少し焦ってたんですが、兄弟の家族は僕に気づかないまま家族で話してました。その会話を聞いていたら、明日の仕事は休まないといけないなとか、初めはよくわからず聞いていたんですが、お金はどれくらい包めばいいだろ?とか、まだ若いのにかわいそう。とか、黒い服用意しときなさいよ、など言ってるのを聞いてようやく何の話しをしてるか理解できました。僕の葬式の話しをしていたんです。なぜか慌てて部屋に逃げ帰ってしまったんですが、そこで見た光景に絶句しました。僕がベッドに寝ているのです。ドラマとかでくらいしか見たことのない機会をたくさんつけられていました。幽体離脱したんだと理解した僕は慌てて体に重なりました。次に目覚めたのは朝でした。なんとか助かったのですが一時は危険な状態だったらしいです。でも本当に怖かったのは事故ではなくまだ死んでないのに死んだ時の話しをしていた従兄弟の家族でした。人ってこんなに残酷だって思ったのは初めてでした。

 

裏の顔

高2の頃、部活中に靭帯痛めて少しの間入院したことがありました。 で、そこに多分20歳代の結構かわいい看護婦さんがいて その人とよく話したりして、それなりに楽しい入院生活を送ってましたw そして退院する前日の夜だったと思うんだけど、 なぜか寝付けなくて布団の中でボーっとしてたら、その看護婦さんが夜の見回りにやってきました。 とりあえず寝たフリしてたんだけど、 何のことはない、その看護婦さんはみんなちゃんと寝てるかササッと確認して そのまま部屋出て行くのかなと思ってたんだけど、 なんか俺のベットの前で立ち止まってる気配がしました。 チラチラ光が見えたんで多分懐中電灯を持ってたと思います。 訳がわからなかったので、ほんの少し薄目で目開けてみたら その看護婦さんが自分の顔(俺のじゃないよ)に懐中電灯のライト当てて、 すごい顔して俺のこと睨んでました。 めちゃくちゃ怖かったのですぐ目閉じてそのまま寝たフリしてたら、そのうち立ち去って行きました。 次の日の朝、退院するときにその看護婦さんと会ったけど 普通に笑顔で送り出してくれました。 あれは一体なんだったのかよくわからないけど、そこまで嫌われていたのかもしれないと思うと・・・。
Movie
世にも恐ろしい画像集
怖い画像集
 

地獄堂霊界通信


戦闘少女


恐怖女子高校


学校の怪談 DVD-BOX


ヘルドライバー


Not Found 3


身代り人形アリア


エクステ