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赤ん坊通過

死ぬほど怖いってわけではないが、待ち時間を埋めるための小ネタってことで。
数年前、私の先輩のFさんから聞いた話です。
Fさんが、自分ちのすぐ近所に住んでいる従兄弟の家へ行った時のこと。
その日、従兄弟はいつになく沈んだ顔をしていたそうです。
上がって飯でも食べて行けという話になり、そのままずるずるとお酒を飲み始めた頃、従兄弟がぽつりと話し始めました。
「一昨日、すげぇのが来たんだよ」
その夜は真夏にもかかわらず、わりあい涼しかったので、今日はゆっくり眠れるだろうと思っていたところ、なかなか寝付けなかったんだそうです。
そのうち、遠くで赤ん坊の泣き声が聞こえたそうです。
もちろん近所に赤ん坊のいる家などありません。
次第に赤ん坊の声は近づいてきます。やばいと感じたものの、逃げることはできませんでした。やがて、泣き声に混じって、ザッ、ザッ、っと畳の上を這うような音まで聞こえはじめました。赤ん坊の声を右耳の側で聞いたその時、仰向けに寝ていた従兄弟の胸の上にずしりとした重みが乗りかかりました。
怖くて目を開けることもできずにじっとしていると、すぐにその赤ん坊は胸から降り、通り過ぎて行きました。その間もずっと泣き声は続いていたそうです。
Fさんは、一昨日通過したものが昨日は戻って来ていないのだからいいじゃないかと従兄弟をなだめて、その夜は終わりました。――その夜は。
Fさんはまさか、従兄弟が聞いたそれを数日後に自分も聞くという羽目に陥るとは思っていませんでしたから。
従兄弟の部屋とFさんの部屋は一直線上にあり、何日かがかりで這って来たようです。
その赤ん坊はFさんの家も通過して、どこかへ去ったらしいです。
どこへ行ったのかは、もちろん誰も知りません。

恐いの?

俺が踏み切りで電車が通り過ぎるのを待っていると、踏切りの向こう側に女性がいることに気付いたんです。
きれいな人だったんでみとれていると、こっちの視線に気付いて自分の方をジッと見つめきたんだけど、何故か目を逸らせないんですよ。そしてニタっと笑いかけてきた。と思うと今度は怒った表情に変わった。
かと思うとまたニタっと笑いかけ、そして睨み付ける。
そんな動作を何回を続けていたのでさすがに普通じゃないと思うようになってきた。
そうこうしている内に電車が通り過ぎて行ったんです。
すると、さっき一人だった女性が3人に増えていたのだ!こっちから見て右側の女性はニタッっと笑いかけていた。左側の女性はこっちを睨み付けていた。そして真ん中の女性...というか肉の固まりはおそらくその女性だったのだろう。全身がぐちゃぐちゃに引き裂かれた人間だったものだった。
俺は「うわっ!!、とんでもないもの見てしまった!」と思い、目をつぶった。
そして恐る恐る目をあけると、目の前にその3人が立っていた。そして真ん中の肉の固まりが口を開いた。
その声は粘着質でこの世のものとは思えない声でこう言ったのだ。
「一回やってみたかったんだよね、こういうの。やっぱり恐いの?ねえ、恐いの?」

婆、去れ

この話はすごくポピュラーですけど、読んだ後にもしかしたら来るかもしれないので気をつけてください。
私が中学1年生の時に、2つ上の兄から聞いた話が発端となって起こったものです。
その話とは、『婆、去れ』というものでご存知の方も多いと思います。
話の筋としては、夜中に窓やドアを叩く音がするので「誰だ?」と思ってうかつに開けると(もし開けなくても友人や身内の声色を使う)魂を持って行かれるという話でした。
私は、この話を信じてしまい1人で寝るのが怖くなり、隣の兄の部屋に布団を持って行って寝ていました。
聞いてから大分たったある日の夜にやってきたのです!
詳しい時間は定かではないですけど、だいたい夜の1時頃だと思います。
急に家の扉がドン!ドン!ドン!と激しく叩かれたので「なんだ?」と思い、その後で兄の話を思い出したので、同時に「来た!」と思いました。
何故、それがわかったのかといいますと、私の家は、階段を使って3階まで登らなければ扉を叩けるはずがないのです。
それに夜中は静まりかえっていて、普通に登っても足音が響きます。
それに酔っ払いかとも思いましたが、それなら大声を上げたり、登りと降りの階段で足音がするはずです。
足音は全然しなかったのです。
それに呼び鈴があるのに何故、押さなかったのでしょう?
私は、怖くなって布団を被って寝てしまいました。
そして、最後に疑問として何故,あれだけの大きな音で叩かれていたのに、私以外の家族は起きなかったのでしょう。
ちなみに、来た時は「婆、去れ」と3回唱えれば良いそうです。

足、あったよな…

家族でとある島に旅行に行った時の事なんだけど…
左が海で断崖右が山で絶壁つー道を車で走ってたのね。
車のライトはもう付いてた時間に宿に向かってたんだけど父が運転してて、母は助手席。オレは母の後ろの席で(つまり海側)その隣で妹がオレの膝枕で眠ってた。
オレはずっと海の漁火を眺めてたんだけど、妹が寝返りを打って座席からずり落ちそうになったんで慌てて元に戻した。
すると急に母が「ねぇ、今の…」と言い、父が続けて「足、あったよな…?」と言った。何の事だか分からなくて車外を見たが、何も見えない。両親に聞いても答えてくれない。
宿に着いて部屋での食事も終わり、仲居さんが片付けてくれている時、父と妹が風呂に行ったので母と仲居さんで談笑を始めた。「今日どこへ行かれたんですか?」との問いに色々答えていた母がふと、「○○の辺りを通った時に…」
と話を始めた。さっきの「足あったよな」の会話があった場所だ。
母によると、暗い道で民家も見当たらず、停まっている車もなかったのに、車道のガードレールのトコロに女の子と男の子が海側を見て立っていたらしい。そしてウチの車が通りかかる時首だけをこちらに向けて、ゆっくりと会釈をしたと…。
その話を聞いた仲居さんが「ああ、あの辺は出るらしいですよ。
ハイヤー(当時これってタクシーの事だって知らなかったオレ)の運転手なんかは夜通りたくないって言ってますよ。」とケロっと答えていたのが印象深かったな〜。
ちなみにウチの父は冗談も言わないような厳格な人間なワリに怖い話が苦手なので、母は父の前ではむし返さなかったらしい。
(それにしても何でオレは見れなかったんだろ?)

泉の広場

あんまり怖くないかも知れないけど、10年以上前の話です。
友達のお姉さんの体験談です。
大阪の梅田に、「泉の広場」っていう待ち合わせスポットがあるんですけど、そのお姉さんはそこで自分の友人と待ち合わせをしていました。
その日は、お姉さん、少し遅れてしまったんです。
でも、待ち合わせ相手はまだ来てなかったので、そのまま待ってました。
ところが、30分たっても1時間たっても、相手はこないんですね。
で、相手の子の家の方にTelしたら(その頃まだ携帯なんてものは無かった)、
その子のお母さんが出て、「え、もうとっくに出てるんですけど・・・」との事。
それなら、とさらに1時間近く待ったんだけど、やっぱり来ない。
「どうせ途中で彼氏にでもあったんでしょ」と、お姉さんは怒って帰ってしまいました。
そしてその夜。
相手の子の家にTelしてみたらその子が出たので、「なんで来なかったのよ〜」
と文句いったら、相手がすっごい震えた声で、
「え、じゃあ、私が今日一緒に遊んだのは誰だったの・・・?」
その後2人は半狂乱になって、2人ともいそいでお祓いしてもらいにいったそうです。この話はここまでなんですが、私その前に、故遠藤周作のエッセイで、「梅田の泉の広場に自分の生霊に会った人が何人かいる」
といった話を読んだことがあるんです。
自分に生き写しの人物が目の前に現れて、にやっと笑って過ぎ去っていく・・・
といった内容なんですけど、なんとなく、これに関係した事件ではないかと思うんです。
生霊の目的は本来は友達のお姉さんだったとか・・・。
どなたか、これによく似た経験談お持ちの方いらっしゃいませんかね?
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