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占い 2

【女子高生、飛び込み。現場は一時騒然】
喧嘩していた二人の女子生徒が、誤ってもう一人を突き飛ばし、線路に転落、急行にはねられて即死 『全く。M月もC華も使えない』 ”彼”もこれでは学校に居辛くなってしまうだろうに・・・ 彼を巡ってあの二人が牽制しあっているのは、学校では噂になっていたことだ その二人が、喧嘩の末片方が死亡などと・・・・ C華の行動は予想外だった あの子なら、ショックで引き篭もるぐらいだと思っていたが、まさか直接行動に出るとはね・・。 せっかくHPまで用意して、時間を掛けてM月とC華を克ち合わせたのに、両方リタイアでは予定が狂う。 それでは、面白くないでしょうが・・。 まあ良い。 彼が欲しかったのは事実だが、悪い噂のたった男を手に入れても仕方がないし。 私は新聞をテーブルの上に投げ出すと学校に向かった まあ、これで暫く退屈しなくてすみそうだ。 その意味ではC華は実に良いネタを提供してくれた もう会う事はないだろうけど、目の上のたんこぶが一気に二つなくなったのは、私の勝ちという事で このゲームは終わり。


私は学校では騒ぎが大きくなっていた。 まあ、当然だろう。 優等生の二人が喧嘩した挙句、警察沙汰になるような事件を起こしたのだ。 私は極力、二人との友情を失った事を悲しむ演技をしていた。 他人が自分の手の上で踊る事ほど、痛快な物はない。 しかし、C華はともかく、M月に関しては少し納得がいかない事があった。 あの冷静なM月がああもあっさりと殺されるものだろうか? あのURLはM月とC華にしか教えていない。 M月はああいったものを信じない性質だから、客観的にしか受け止めないだろうが、C華の行動が変化していれば 鋭いM月なら、「C華があの占いによって影響を受けている」と見抜けるはず・・・。 其れなのに、C華に”殺された”。 やはり、何かおかしい。 勿論、人間だから、予想外の行動に対処できなかった事は考えられるが、M月を最大の障害と考えていた 私にとっては、こうもあっさり終わると、却って納得できるような物ではなかった。 私は葬儀の翌日、M月の家に出向く事にした。 葬儀は学校関係者らが集まって、なかなか盛大に行われたが、ふと気がつくと私の周りには誰もいなかった。 まあ、あの二人の友人として気を使われているのだろう・・・。 違和感がありながらも私はそう考えて、直ぐに忘れた。


M月の日記があった。 そこには意外な事が書かれていた。 (あの占いは危険だと思う。きっとC華はあれを見ているはずなのだが、内容は判らない。でも、危険だと思う。 C華の雰囲気は周りが見えなくなっている”信者”みたいだ。そう、オウム信者のように盲信している雰囲気がある。 私も占いのHPを見たが、ある日を境にガラッと雰囲気が変わっている。それは・・・) え・・? 私はその内容に驚愕する。 私はそんな事は一度も”M月の情報”に対応する占いは書いていないし、第一”そこまで詳しく”書けるわけもない。 M月は何処のHPを見ていたのだろうか? 家族に許可を貰って、M月のパソコンを操作してみるが、お気に入りに入っているアドレスは私のでっち上げたHP とは異なる物だった。 そこに記されたものは、真っ赤な画面に黒い文字で、 『このHPを見た人は、三日以内に誰かに殺される』


酷い夢。 私が、誰かに殺される、という夢だ。 友達があまりいない私にとって、小説を作ることが唯一の楽しみ。 昨日は遅くまで小説を書いていたから、そのネタが夢に出たのだろう。 頭痛が酷い。
「あら、綺麗ね。」 私は何気なく、クラスの友人に声をかける。 唯の朝の挨拶にしては不適切かも知れないが、そういわれて怒る人もいない。 昨日は、ずっとパソコンの前にいたからね、仕方ない。 当たり障りのない会話で十分だった。 その時、友人は驚愕の表情と共に、泣きそうに口元を震わせる。 何・・こいつは・・・。 私は少々傷ついたように感じる。 私が声をかけるのがそんなに変なの?!
だが、次の瞬間、彼女は泣き叫ぶように言い放つ。 「どうして、私の邪魔をするのよ!私の人生を奪う権利なんて無いでしょう!!!」 はあ?何言っているんだろ? 私は気の狂ったようなこの子から離れようとする。 朝っぱらから変なのに声をかけてしまった。 少し、引くわね・・こういう子は・・。 しかし、私が背を向けて離れようとした瞬間、私は背中に衝撃を感じる。 え・・・・・? 天地が逆さになり、線路が急速に目の前に迫ってくる。 衝撃と共にホームが見える。 口元を歪めて見下ろすのは・・・
私は、耳に突き刺さる甲高い音と、人の悲鳴を最期に聞いた。

占い 1

ワタシには親友がいた 彼女は私の悩みを聞いてくれたし、助けてもくれた ワタシにはライバルがいた 勉強でも、好きな人の事でも張り合った
でも、ワタシは臆病だった 好きな人に好きと言えない事が、悔しかった しかし、同時に波風の立たない今に満足していたのも正直な気持ちだ そんな状況がずっと続くわけがないのに、直ぐ先の未来に目をつぶっていた。
A雪は、そんな奥手のワタシに面白い事を教えてくれた とある掲示板には、謎のURLが時折書き込まれるというものだ。 「C華にぴったりだと思うよ」 それは、よく当ると言われる占いのHPに繋がり、その的中率の高さから密かに広まっていると言う。 彼女はパソコンなどにとても詳しく、初心者にもとても判りやすく教えてくれた。 ワタシはパソコンを持っていないが、母親が仕事で使っているデスクトップと言う物が家にあるので 早速、言われた掲示板とやらを探すが、慣れない事もあってなかなか見つからない。 A雪は「そんな簡単に見つかったら、苦労しない。逆に言えば、見つからないからこそ、見つけた時に ”ご利益”があるんじゃないの?」等と言っていた。 確かにそうかもしれない。 学校から帰ってから、毎夜眠い目をこすりながら掲示板の過去ログなどを探していた。
七日ほどして漸くそのHPを見つけたとき、思わず小さくガッツポーズをした。 それは、何年ぶりのことだろうか? 自分が望んで、そして自分の力で手に入れた物が今、目の前にある。 良い子でいようとして、言われるがままに勉強に打ち込んでいたワタシが、初めて自分の意思で手に入れた物だった。勿論、他人から観れば取るに足らない事なのだろうが、とても嬉しいことだった。 A雪には、だから感謝している。


占いは午前二時から十分間で行う事 其れが注意事項であり、決して他人に内容を言ってはいけないというものだ。 決まりを守らないと、占いは悪い方向に実現してしまうという。 ワタシは占いをする。 それは当たり障りないようなものだったが、自分で漸く手に入れた”金言”だ。 だから、きっとこの占いで自分が変われると思っていた。 いや、そう信じたかっただけかもしれないが、自分が変わる切欠にはなったと思う。 その占いに沿って行動する事で、何となく自分が”守られている”というような感覚があった事で、他の人が 怖くなくなってきた。 勿論、鵜呑みにしていた訳ではないが、迷った時にはあの占いが方向性を示してくれるから、そういった意味では 日々がとても安心できるものとなっていった。 しかし、ある夜。 いつも通り、占いのHPを開き、占いを始めると・・・ 『赤いリストバンドが吉。しかし、其れを誰にも気が付かれなければ。  もし、誰かに其れを指摘されると、吉が逃げる恐れあり。     』 これは何だろうか? 赤いリストバンドか・・・。 確か、一週間前にA雪と買い物に行った時に、幸運のお守りとして買ったっけ・・・。 まあ、腕にしていてもその上から別の物をしておけば、大丈夫だろう。 『見つかる訳ない』 元来臆病なので、そういった予防策はとっておこうと思った。 しかし・・・


M月に気が付かれた・・・・! 何で??? それで、イラついていたら、親友と些細な事で喧嘩した。 『占いが当っている?』 内心偶然と思いながらも、心の底で信じ始めている。 その後も、占いを外した事で、全て自分に不利な出来事が降って来る。 財布を落とした事もあったし、怪我をした事もあった。 ワタシは、この世の全てが怖くて怖くて堪らなかった。 やはり、あの占いは良く当る・・・・! だから、あの占いが悪い方向で当る時は、大抵クラスメイトが関与している事に気がつくのに時間は掛からなかった。 『・・邪魔だ・・』 ワタシの人生を奪う権利なんて他人にあるの? ワタシは怒りに震えた。”何か”がワタシを黒く暗く塗りつぶしていく。 占いを見る。 もう止める事なんてできない。
今日は絶対言われてはいけないキーワードがあった。 だから、それなりの格好でぼんやりするまま、電車を待っている。 と、いきなり声を掛けられ、硬直する。 だ・・誰?・・や・・・・やめて・・・・・・ しかし・・・・。 「あら、綺麗ね。C華。」
又、ワタシの・・・・・ そう思ったとき占いを思い出した ”貴方の失くしもの、誰かが拾い続ける” お前さえ居なければ、!きっとワタシの占いの成果はいいはずだ お前が邪魔をした。いつも誰かが邪魔をした。 これからもきっと邪魔をするに違いない そんな人生嫌だ!!


そう思った瞬間、私の中で何かがはじけた 叫んだのかもしれない 泣いていたのかもしれない 誰かをカバンで殴りつけたような感触が残っている 覚えているのは、それだけだった 誰かに取り押さえられた記憶がある 組み伏せられる 何で?私が!あいつを、捕まえてよ、あいつが私の人生を・・・・・・

ゆき 2

私たちは動けなかった。声も出せなかった。
Uの声ではなかった。
転がった懐中電灯が、窓を照らしていたが誰もそちらをみなかった。
Uが喋っているような、しかし別のどことも言えないようなところから聞こえてくるようでもありました。
そこから先は子音が連なっているような音が聞こえるだけで内容が聞き取れませんでいた。
しかし最後にはっきりとこう聞こえた。
「富士の影がきれいで」
その声に反応したように一人がUの肩を激しく揺すりました。
どう考えても途中から怪談の続きとしては文脈がおかしかった。
私も半泣きになりながらUを揺すりました。
Uはすぐに正気にもどったようでしたが、やたらと「眠い」
を連発して気を失うように眠ってしまいました。
私たちは顔を見合わせて、なんとなく気まずく怪談大会をお開きにしました。
どうしても気になって寝る前にUが用意していた半紙の最後のくだりを見ると
「それ以来ゆきはこの話をする人間の元に、」
ここまで読んで私は半紙を破りました。


翌朝Uは昨日のことを覚えてないと言いました。
「うっそー。俺あれ話したんかー?」
「いや、まあいいよどうでも」
蒸し返すのも後味がわるくて、私たちはもう何も言いませんでした。
しかしこれだけはなぜか気になっていたので帰る前に、
「富士の影って何」と聞くと、
「富士山の影? それがなに?」
「いや、なんでもない」
なんとなくUには聞きづらいので、お世話になったUの親にこっそり聞きました。
「ああ、満月の夜なんかにはまれに見えるよ。明るくて空気が澄んでて海面の温度とかの条件が合ったら夜中でも、ここから」


その出来事以来この話は誰にも話していません。
口に出すのがどうしても、もう生理的にだめです。
あの時のUの声が頭にこびりついているようで。
一昨年私の祖父が死んだ時、通夜で仏さまのそばで寝ていると夜中にその祖父の声を聞いた気がします。
その声を聞いて何かがわかった気がしました。

あの時のUの声が女性の声だったら、たぶん私たちはすぐにパニックになってUを叩いて揺すったでしょう。
Uの声は、祖父の声のように、女性とも男性とも我々が直感しない、死者の声でした。

ゆき 1

私は大学最後の夏にサークル仲間と伊豆大島にいきました。
仲間の一人の実家が民宿をやっているのでそのツテです。
初日二日と王の浜や弘法浜で泳ぎまくったあと、三日めは三原山をメインに島の観光スポットを回りました。
その夜のことです。
相当疲れていましたが、怪談話大会をすることになりました。
中心はもちろん地元のUです。
U含め6人で借りている大部屋に車座にすわり、午後10時過ぎくらいから始めましたが、12時を回るころにはUの話に引き込まれっぱなしでした。
地元ネタというのははっきりいってズルい。
「ある人がトイレに入っていると・・・」
などという怪談は誰にでも当てはまる話とはいえ、その分パンチ力に欠ける。
それに対して今来ている島の怪談なんて、俄然雰囲気が違います。


そんなわけでゾクゾクしながらUの話を聞いていると、ひと区切りついたところで「スイカでも食べてて」とUは中座しました。
30分くらいしてから半紙を持って帰ってくると、
「次の話はマジやばいぞ」
と言って、明かりを消してから机の上に置いた半紙を懐中電灯で照らしました。
「この話はな、昔からこのあたりでは口に出したらだめだと言われててな、こうして紙に書きながら進めるのよ。めんどいからいっぺんに書いてきた」
これはほんまもんだと、直感しました。
しかし6人で囲むと逆さから読む人間がいるので、「読みにくい」ということになり、「いいから口で話してよ」と一人が言いました。
「いや、マジやばいんだって」
というUをなだめすかして、怖いもの見たさで喋ってもらうことになりました。
私はちょっとビビりの方なので、正直逃げたかった。

「責任持たんからな」と言ってUはポツポツと語り始めました。


「昔この島の北の漁港のあたりにな、ゆきっていう名前の娘が住んでたんだと。父親は漁師で、母親はゆきが小さい頃に海で溺れ死んでいた。
ゆきは飴売りをしながら父の仕事も手伝う働きものだったが、18の歳に重い胸の病にかかってしまった。
医者に助からないと言われ、嫁入り間近だったゆきは一方的に破談されて、ついに発狂してしまった」
「ちょいまって、それいつの話?」
と誰かが口を挟みました。
「さあ、たしか明治に入っての話だったかな。とにかく、発狂したゆきは一日中わけのわからないことをぶつぶついいながら歩き回るようになった。哀れに思っていた周囲の人々も次第に気味がわるくなって父親にあたるようになった。父と子の二人暮しでは漁に出ている間は面倒を見てやれない。療養所にいれる金もない。父親も途方にくれた。そんなある日の晩、ゆきは姿を消した」


「次の日、漁師仲間が前の晩に父の船に乗って海に出て行くゆきを見たと言う。
『月の明るい晩じゃったけ、横顔がはっきり見えたよ』
なぜ止めてくれんなんだ、と言う父に漁師仲間は『もうひとり乗っとったが、あれはお前さんじゃなかったのか』
騒然となり、漁師仲間も手伝って探すことになった。
やがて漁に出ていた仲間の知らせで、沖の方でゆきの乗った船が見つかったという。
曳航されてきた船にはゆきの変わり果てた姿が転がっていた。
ゆきは一人であったが、おそらくゆきを連れ出した誰かがやったのだろうと言われた。
その者は、ゆきと心中しようと沖に出たのか、あるいは争って海に落ちたかのか。いずれにせよ生きてはいまい。
そんな所に話は落ち着いたが、内心誰もが思っていた。
『人の仕業ではない』と。とてもとても深いうみぞこからの白い手が幾ほんものぼって
きた・・・」

ぬえ

初詣んとき、ぬえ(尻尾が蛇、顔が鷹みたいなの。クチバシはさほど鋭くなくて目もそんなにきつくないやつ)みたいなのと馬なんだけどA足歩行してる奴見た たしか三年前の一月一日の朝だったな 走って逃げてブルブル震えて家ん中に引きこもったよ 友達んちのパソコンで調べたけと正体わかんねーの 他に見た人いる?? あれはまぢやべーよ 幽霊とかのレベルじゃねーって ちなみにぬえみたいなのは神社の屋根におった 馬は鳥居の近くにあった大木の真上にほぼ浮遊状態 12?3人で行ったのに俺しか見えてなかった
Movie
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