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狂った時計

みなさん、ちょっと部屋の中を見回してみてください。 あなたの今いる部屋には時計がいくつありますか?今お使いのPCを含めて、 「時間」を表示できるモノがいくつか存在するでしょう。 いま、ぼくの部屋には「時計」が8つあります。テレビやビデオを含めて。 それが、あるとき一斉に正確に1時間だけズレていたんです。 おかげで、大事な約束に遅刻してしまいました。

1度だけなら気の迷いかとも思いますが、つい先日で3度めになります。 ぼくは自分で言うのもなんですが、神経質なタイプです。時計が1分狂うと、 もう気になって仕方がありません。 だから、しょっちゅう正確な時間に時計を直します。 部屋の時計の表示が大きく間違っていることは、停電でもないかぎりありえないのです。 しかも、コンセントから電源をとっている家電ならともかく、乾電池で動く目覚まし時計や 寝るときもはめている腕時計までピッタリ1時間だけ遅れているのです。 いったい、これってどういう事なんでしょう。

 

私も時計では奇妙な体験をしたことがあります。 5年以上前のことになってしまうのですが、隣の部屋に電池の完全に切れた時計を放置してあったんです。 ある時、用事があって、その部屋へ入りました。 すると、置いてあった時計が触ってもいないのに、針がグルグルといきなりまわり始めたのです。 長針と短針ともに動いていました。 部屋に入る前は、うんともすんともいっていなかったのに動いてたんです。 気味悪くなって、思わず電池を抜いたら止まったんですが、一体なんだったのか不思議です。 その後、電池の残量を調べましたけど、ゼロでした。

死守り

柔道五段、がっしりした体格で、土と汗のにおいのするでかい背中。 日に焼けた顔。俺がろくでもないことをする度にぶっ飛ばされた、荒れた手。 素直じゃなくて憎まれ口ばっかり叩いてた俺は、それでもやっぱりじじいが好きで、 だから(自分なりに)親しみを込めてじじいと呼んでいた。 俺が今も尊敬して止まない、そんなじじいの葬式の通夜での話。

5年前、7月の終り頃。 俺の故郷は、今では薄れたとはいえ、それでも土着の、独自の信仰がまだ残っている。 一般的な葬式の通夜は、酒飲んで騒いで、ってな感じ(なのか?よくわからんけど) 俺の地元の場合はかなり異様で、四方が襖になっている部屋を締め切り、仏(このときはじじい)を中心に安置し、 血縁の男4人がそれに背を向け、四方に座るというもの。更にこの時、各々が白木の柄の小刀一振り(村で神事用に管理してるのを借りる)を傍らに置く。

その時高校生になったばかりだった俺にはそれが何の意味かは知らなかったが、その座る役目「死守り(しもり、というらしい)」をするよう、祖母に言われた。 「お前は爺さんの若い頃に瓜二つだ。継いだ血は濃い。お前にしかできん」と。 要するに、鬼除けなんだそうだ。魂を喰らわれないように、と。

死守をするに当たってのきまりがある。 ・何があっても後ろを振り向いてはいけない ・誰に名を呼ばれても応えてはいけない ・刀を完全に鞘から抜き放ってはならない の三つ。 寝ないとかは大前提で。死守り以外の人間にも、その部屋には決して近づくなとか、襖や扉を開け放つな、とか色々と決まりがあるらしい。 ワケがわからなかったが、尊敬していたじじいの通夜、一つくらいじじいの為に立派に 成し遂げてやろうと、杯に注いだ酒を飲まされた後、死守りに臨んだ。 じじいの弟、じじいの息子(叔父)2人、そしてじじいの長女(母)の子の俺。 俺の座ったのは、丑寅の方位だった。


部屋の中は真っ暗で、空気はひんやりしていた。線香の匂いと、襖の向こうで祖母が数珠をこするじゃりじゃりという音が不気味だった。 暗闇に、死者を囲んで夜明けまで。 叔父さん達の欠伸とか、衣擦れの音とか、虫や蛙の声とか。 十畳ほどの部屋、暗くて自分の手も見えなかった。

どれだけ時間が経ったかわからない。 暗闇の先、不意に目の前の襖が"ガタンッ"と音を立てて揺れた。 ビクリとして顔を上げる。同時に、俺の"すぐ後ろで"ごそりと音がした。心拍数が跳ね上がった。なんか、まずいぞ、まずいか。決して振り向いてはならない。 叔父さん達の息を呑む気配がする。聞こえてるのか。 何も見えないのに、目ばっかり見開いていた。瞬き忘れて。 嫌な汗が吹き出て、息が上がる。体が固まったみたいに、指の一本も動かせなかった。 あれだけ響いていた虫の音も、蛙の声も、ぴたりと止んでいたのを覚えている。

また目の前の襖がガタンと鳴った。全身が粟立った。 すぐ後ろでは、死守り以外の"何か"が時折ごそりと音を立てる。 俺はもう泣きそうで、逃げ出したくて、それでも身体はぴくりとも動かず、本当にちびりそうだった。

後ろでは、ごそり、ごそり。 不意に声がした。気がした。

「抜け」。

再び体が跳ね上がる。ああ、動く。 相変わらず目は真正面から動かせずに、手探りで小刀を取った。 情けないくらい震える手を柄に掛けて、深呼吸して、半身抜いた。決して抜き放たぬこと。

三度正面の襖が、今度は更に大きな音で、外れるんじゃないかというくらいに"ガン!"と鳴った。 震えで刃と鞘が当たってガチガチ音を立てていた。 後ろの物音と、その主の"何か"も消えていた。終わったのか。 落ち着いてくる頃には、また虫の音が響いていた。


夜が明けて、祖母が死守りの終わりを告げる鈴を鳴らした時、俺を含めた死守り全員、振り向く気力も無く前につんのめって、そのまま寝てしまったらしい。 しばらくして祖母に起こされた。 「よう頑張った。持って行かれずに済んだ。よう頑張った」 祖母は泣きながら、俺に手を合わせて何度も頭を下げた。

その時になって初めてじじいを振り向くと、少し口が開いていて、掛け布団がすこし崩れていた。 後になって聞くと、じじいの死んだ年は、よくわからんがいろいろと「マズイ」時期だったらしく、本来なら叔父の子(俺の従兄弟、成人)だったはずが、じじいとよく似ている俺が丑寅に座る羽目になったらしい。 ひい爺さんが死んだときは、何事も無く朝を迎えたそうだ。

…「持って行かれた」ら、じじいはどうなってたんだろ。

あの時聞こえた「抜け」という声。 あの声は、俺以外の死守りの声でも、そしてじじいの声でもなかった。

曖昧な記憶

先輩(女性)の経験談。
昔、駅の高架下を歩いていた所、突然すぐ後ろで轟音がし、 当たり前だが、何事かと先輩は振り向いた。
そこで起こっていた事実だけを述べれば、落下事故、あるいは自殺。 駅のホーム(かなり高い所にある)から、男性が落下したらしい。 しかもそこは、先輩の真後ろ、ほんの数メートル後ろだった。
ただ、先輩はその瞬間のことは覚えていないそうだ。 目撃者として、警察にもその時の事をいろいろと聞かれたそうだが、 ただ一つを除いて、思い出すことはできなかったらしい。

振り向いた時に目に入った、男性の目。 その眼球の黒目が、細かく痙攣していたこと。
他の体の部分や、確かに目に入っていたはずの顔すらも覚えていないのに、 何故かその目だけをはっきりと覚えているそうだ。

琵琶湖

12年くらい前の話 俺は京都の大学に通ってて一人暮らししてた。 学生の身分ながらもバイクもってて、よく当時の彼女と遠出したりしてた。 秋のある日のこと 天気がよかったのでドライブがてら彼女を乗せて琵琶湖大橋を渡り、近江八幡市の友人の家を訪ね、その帰り。 長時間乗っていたもので疲れが出て、途中の湖岸道路で琵琶湖を眺めながらタバコを吸い、休憩していた。 そのあたりは休憩にふさわしい場所でもなんでもなく、草が生い茂り、その草を分けながらしばらく進み、 適当な岩に適当に腰掛けた。 5分か10分か適度に時間を過して軽く疲れを取った後、また京都の家に向かって走った。 まあ、何事もなかった。


その次の日。 授業も終わり、彼女に電話するのだが、近江八幡のSATYで買い物がしたい そういわれて夕暮れではあったが閉店にはまだ間に合うと思い、 またバイクを駆って近江八幡まで走った。 無事に買い物を済ませると、時間は19時を過ぎた頃だったか、とっくに日は暮れ あたりは真っ暗だった。 彼女を乗せ、また京都に向かって帰路を急いだ。 しばらく走ると車が渋滞している。 ここらで渋滞するのは珍しく、歩道と車道の間をすりぬけるようにして進んだ。 赤いランプが2,3個光っているのがみえた。パトカーだった。 何があったのか、しばらく考えて思い出した。 ここは昨日俺らがバイクを止めて休憩した所だ・・・ 警察は検問しており、俺らも質問された。 質問内容はこうだ 「ここで今琵琶湖から死体があがった。何か知らないか?」 そのような質問だったと思う。 もちろん俺らは「何も知らない」と答え、通してもらったのだが、 昨日休んだそのすぐそばに水死体があったことを考えると、 急に身体が凍りつくほどの恐怖を感じた おそらく彼女もそう感じただろう。

背を向けた人

これは私が高校生のときに体験した話です。
そのころの私は毎日のように部活に励んでいて、帰りが遅くなることもしょっちゅうでした。

その日もいつものように部活が終わり、20時ごろでしょうか、
一人で自転車をこぎながら帰っていました。
田舎だったので、まだそれほど遅くない時間とはいえ、車通りはほとんどなく、
電灯の明かりもまばらで、今思うと寂しい道だったのですが、
そのころの私にとっては毎日通りなれた通学路、
今日の晩御飯なんだろ?などとのんきに考えながら、帰宅を急いでいました。

そしてある一本道に入ってしばらくして、私は奇妙なことに気づきました。
そのとき私は、二車線道路の右端を走っていたのですが、
その左端、つまり逆側に、こちらに背を向けた人が立っているのです。
背格好からそれは男性であることがわかりました。

それだけなら普通の通行人です。
しかし私はさきほどその背中を見ながら、その人を追い抜いたばかりなのです。
そのときは見間違いかな、と思い、再び追い抜いたのですが、
しばらく走っているとまた、暗闇の向こうからその背中が見えてくるのです。


もちろん私に、追い抜いた後に振り返る勇気などあるはずもなく、
ものすごい勢いで自転車をこぎながら、ひたすらそちらの方を見ないように、見ないようにしていました。
しかしながらやはり、視界に入るのは避けられません。
震える手でPHS(買ってもらったばかりだった)を取り出して助けを求めようとするも圏外。
無我夢中で横道に入り、少しでもにぎやかな通りに出ようと必死でした。

遠目にコンビニを確認できたころには、もうその背中も現れることもなくなっており、
PHSの電波も良好。
いまだ震えの残る手で母に電話し、そのコンビニまで迎えに来てほしいと頼みました。

そしてコンビニに到着し、気でも紛らわそうと思って店内を物色したあと、
雑誌コーナーで雑誌を読んでいたのですが、やはりまだ恐怖心が残っているせいか、
全く内容が頭の中に入ってきません。
ぼーっと雑誌をめくっていたそのとき、
ふと気配を感じ、雑誌から目をあげた私の視界に飛び込んできたものは
コンビニのガラスにぴたっとくっついてこちらを凝視している男性の姿でした。

くぁswでfgyふじこlp;@
直感的にその男性=先ほどの後ろ向きの男性と理解し、逃げなきゃ!
と思ったですが、体が恐怖のために硬直して動かない。

やばい!と思ったその瞬間に、コンビニの自動ドアが開く音がしました。母が到着したのでした。


それからは、しばらくの間、帰りは誰かに迎えに来てもらうか、友達に一緒に帰ってもらうか
どちらかになり、決して一人で帰ることはなくなりました。

今でも夜その道を通るときは、車に乗っていてもビクビクします。
文章下手糞なのであまり恐怖感が伝わらず、ごめんなさい。

そういえば、その後同じ道で、車に追いかけられたこともありました。
その車は私を追い抜いては止まり、私が通り過ぎたらまた追い抜いて前方で止まる、
ということをずっと繰り返していました。
こちらの方はもちろん生身の人間だったのですが、急に曲がったりしてもついてくるし、
先ほどの体験の記憶もよみがえるしで、怖かったなぁ・・・

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