遂にあの黒柴犬たんのママになった私。
オットと話し合い
名前は
『小太郎』と名付けました。
小さくてぷるぷる震えて
甘えん坊なお顔立ち…。
私達夫婦の苗字に合う、柴犬の雄らしい
名前をと…考え、小さくても男の子らしく元気に育ってほしいという思いで名付けました。
ペットショップの店員さんが云うには
『この子は男の子にしては小さい方なので、多分7〜8キロぐらいにしか成長しないと思いますよ。』
私は初めて犬を飼うので、それが小さいのか標準なのかは解らないけれど、とにかく元気で
育ってくれたら小さいのなんてどうでもいい
だって、小太郎と出会って、小太郎しか欲しくないと思えたのだから。
で、そろそろと小太郎のお迎えの日が
近づいた頃それは突然やってきたのだ。
で、翌日…
私はバイトに…
オットが準夜勤の出勤前に
件のペットショップへ…
昼休みにオットに電話…
私は開口一番『どう?写真より可愛くない?
めっちゃ可愛いやろ?』とコーフン全開(笑)
初めはブツクサ難色を示してたオットも
あの仔犬たんを見て、抱っこしたらしい(笑)
『うん。確かに可愛いな』
『で、本当に飼う?』
私は躊躇なく、『うん!』と
力強く答えたら
オットも『仕方がないなー…(笑)』と了解してくれたのです!
そして、生体販売なので基本早い者勝ち…
先に誰かにあの仔犬たんを飼われては困る!
と…オットの電話を切って直ぐに
件のペットショップに電話…(笑)
今思えば完全に怪しい(笑)
私『あ、もしもし、昨日、そちらで黒柴ちゃんを抱っこさせていただいた者ですが…
その黒柴ちゃんはまだそちらにいますか?』
店員さん『あ、はい。まだ大丈夫ですよ。』
私『あの…私、初めて犬を飼うのですが、
どうしてもその黒柴ちゃんがいいのです。
なので、他の方に売らないでいただけませんか?』
店員さん『では、商談中として、1週間以内に
こちらにお越しいただけますか?それ以上は
待てない決まりですので…』
私『了解しました。では近々伺わせていただきます。』
店員さん『念のためお客さまのお名前と
ご連絡先をお願い致します』
私は名前を名乗り、連絡先を伝え、電話を切った。
やったー(*≧∀≦*)
あの可愛い黒柴たんと暮らせるのねっ!
私のテンションは上がりまくり!
うー君のご用事で立ち寄った
ペットショップ…。
店内をウロウロしてる私が
生体販売されているワンコたん達を
眺めながら歩いていたら、
ふと、目についた
黒くてモコモコした可愛い仔犬…
しかもマロ眉のある黒柴ちゃん…(*´ω`*)
かっ!可愛いー(*≧∀≦*)!
暫くその黒柴ちゃんを眺めていると、
店員さんが、『抱っこしてみます?』
と、声をかけられて、勿論断るハズもなく…
さっそく抱っこさせていただきました。
私の手の中にふわふわしたあたたかい
小さな小さな仔犬…
柴犬なのに凛々しいという感じではなく
ふわふわでどこか甘えん坊な仕草や瞳…
『かっ、可愛すぎる!可愛い!』
私はあまりの仔犬の可愛さに悶絶!
でも、こんな私の片手に乗るような
小さな仔犬が毎日色んな人に触られたり抱かれたりして、疲れるだろうな…(´・ω・`)
なんて考えて、店員さんにすぐ仔犬たんを
お返ししました。
暫く仔犬たんのあたたかさやふわふわした感触、可愛さの余韻にひたすら浸りつつ…
店内をウロウロしていました。
そして、うー君の用事も済み、
お店を出ようかとなった時、
ふと、あの仔犬たんをもう一目見たくなり
うー君とりゃんちゃんに
『ちょっともう一度だけ見ていいかな?』と
言って、またあの仔犬たんの前に…
仔犬たんのケースの前でりゃんちゃんが
その仔犬たんを構っても至って大人しい感じ…(´・ω・`)
やっぱり仔犬たん疲れてるんやぁ…(´・ω・`)
って感じたので、励ます気持ちで
ケースの前にしゃがみ、仔犬たんに
『またね。ばいばい』って私が言った瞬間、
大人しかった仔犬たんがケース越しに
ケースに小さい小さい前脚をペチッとついて
きゅーん…きゅーん…っと
何とも哀愁漂う声で鳴いたのです!
はうっ!この仔犬たん…
もしかして私に連れて帰って欲しいのかな?
!Σ( ̄□ ̄;)
っと瞬時に考えてしまい、ケース越しに
きゅんきゅん鳴く仔犬たんから目が離せなくなり…
つい、その仔犬たんのお値段を確認…
後ろ髪超引かれながらもその場を離れて
次の予定へ…