木の葉徒然

ふおー、ハロウィンに間に合わせたかったカカシ短編間に合わず……っ！！
毎度のことですが当初の予定よりかなり長くなってます。さらっと書けるつもりでいたのに。とんでもねえ！

きっと、多分、私が今まで書いてきたどのタイプにもあてはまらないカカシです。
余裕があって色気もある。今の私はそんなカカシを書きたいらしい。

Dear…の完結記念アンケートにたくさんの回答をありがとうございました！
読み手の方ひとりひとりが、どれだけDear…のことを大切に想ってくれているのかが伝わってきて涙が出ました。
質問への回答も、傾向をみると納得したり意外だったり面白かったり。(*´▽｀*)

いつからDear…を読み始めましたか、という質問には、圧倒的に5〜10年前からの回答が多くて。こんなに長い間忘れずに最後まで見届けてくださったなんて本当にありがたい…！
中には連載開始当初からという猛者もいらっしゃいました！もう恐れ多くて足を向けて眠れません…！ありがとうございます！

最も好きなキャラ、の質問はもちろんウルキオラが不動の1位でしたが、みんな好きすぎて選べない！の回答も多くあって嬉しくなりました。
私も同じ気持ちです。ヒロインもウルキオラも紫苑も好きだけど、とにかくみんな大好きなんです。刀鍛冶のおじいちゃんもね！
そしてしっかり紫苑派の方もいてそこでまた喜びました。
紫苑は人間である分ウルキオラよりも人間味があるイメージで書いていたので、多少なりとも差別化できていたならよかったなぁと。
逆にウルキオラは連載の序盤では破面としての側面が強かったのですが、ヒロインと触れ合うにつれて徐々に人間くさくなるというか、感情が豊かになっていく、というイメージで書きました。
ウルキオラが変わったというよりも、紫苑のときに元々宿していた人間らしさがヒロインの影響で表面化してきた、という解釈です。

そして、印象に残った話はやはり過去編が多かった！
ふたりの原点をたくさんの方の心にとどめてもらえて嬉しく思います。
そのほかにも現世デートや、ふたりの再会、虚圏突入後のグリムジョーも絡めた場面、ウルキオラの散り際など、皆さんそれぞれのお気に入りシーンを聞けてホクホクしています(*^-^*)

ハーメルンについての質問では、ほとんどの方が「初めて聞いた」「聞いたことはある」だったにも関わらず、これまたほとんどの方がハーメルンでもDear…を読む、と回答してくださって、とても心強かったです。
ハーメルンでは今のところ5話ほど掲載したのですが、読みやすくなって……いますか？
初期はかなり改行を多く入れていて、小説というより詩のようで間延びしてしまうなぁと思い大幅に改行を減らしてさらっと読めるようにしたつもりなのですが。
そのあたりについてのご意見もこちらから頂けると喜びます！
ハーメルンの感想機能でももちろん大歓迎なのですが、ログインしないと感想が書けない上、オープンなので書きにくい方もいるでしょうし。
ご意見やご要望等あればぜひお聞かせください。

そして。最後の質問には、もう泣かせにかかっているとしか思えない回答ばかりで。
ふたりへの想い。Dear…への想い。ねぎらいのお言葉や、続編も楽しみにしてくださっている声など。
ひとつひとつに皆さんの想いが溢れるほどつまっていて、こんなにあたたかい言葉をいただいていいのだろうかと申し訳なくなるほどでした。
何度も何度も読み返しては、励みにしています。永久保存版！
本当にありがとうございました！

今後はハーメルンのDear…更新と並行して好きな文章を書き綴っていこうと思います。
Dear…の続編も書きたいところですが、今久々にカカシ熱が上昇していて。なにぶんすぐに影響を受ける性質なので、人様の素敵なカカシ夢を読むと一気に熱があがってしまうの…っ！！（鼻息）
というわけで、長らく放置していたカカシの短編を仕上げるべく書き進めているところです。
ほのぼの…のつもりが、なぜかこじらせている。どうしてこうなった。いや理由はわかってる、いろんなカカシを書きたいからだ。
カカシ夢を心待ちにしてくださっている方、もしもいらしたらもう少しお待ちください〜(*^-^*)

さて、追記で更新したDear…番外編について触れます。

昨日の更新履歴のお知らせにもありますが、二次創作小説投稿サイト『ハーメルン』様にて、Dear…の完全版の掲載を始めました。
原文を見直しながらの更新になるので少しずつになるとは思いますが、ひとまず1.2話をUPしました。

このハーメルン、二次創作の投稿サイトとしては随一の規模を誇るところのようなのですが、私が知ったのはつい最近でした。
小説家になろうは知っていたけど、ハーメルンの存在は知らなかったなぁ。
Dear…の完結記念アンケートでもハーメルンについての質問を用意したのですが、ほとんどの方が「初めて聞いた」もしくは「名前だけは知っている」だったので、二次創作を好んで読むの中でもそれほど認知されているわけじゃないんだなぁ……という印象です。（私が知らなかっただけでみんなはもっと知っているのかと思ってた！）
きっとすみわけができているんだとうな、とも思います。私のように細々と個人サイトでやっているのと、大型の投稿サイトとでは、読者層も違うんだろうなと。

で、そんな中今回ハーメルンでDear…の完全版をあげたいと思った動機はいくつかあります。
まずはDear…の手直しをしたいということ。
元々は素人が他の素敵な夢小説の書き手に感化されて書き始めた小説です。書きたいことをひたすら書き連ねていただけなので、作法もなにもあったもんじゃない。
お恥ずかしながら、ハーメルンでの投稿にあたって小説を書く際の基礎ルールを調べたりして、そこで初めて知ったことが多くて目から鱗が落ちました！

！や？のあとには空白を入れるとか、三点リーダー（…）やダッシュ（―）は偶数で使用するとか、漢字はなるべく開く（ひらがなにする）とか、ぜんっぜん気にもしなかったよ……！！
ただ漢字の変換については、自分でも気になっている部分で。前は漢字だったのにひらがなにしてしまってるとか、よくあるんですよね。あまり気にせずに書いていることがバレバレ！
けど今になって70話を超える膨大な量をひとつずつ直していくのもこれまた気が遠くなる作業で…
ならばいっそ別の場所で出し直す際に統一していこう！と。
それが動機のひとつ。

もうひとつは、単純にウルキオラを広めたい！　ということ。
ハーメルンで調べたときに、あれだけの膨大な作品がある中で、ウルキオラの作品の少なさに寂しさを感じました。
ハーメルンの中ではBLEACHはまだまだ人気ジャンルのようなのですが、ウルキオラの作品は多くない。あったとしてもウルキオラ相手の恋愛ものはほぼ見つからない。
これはハーメルンで受け入れられやすい作風も影響しているとは思うのですが。
他作品とのクロスオーバーだったり、主人公無双ものだったり、性別変換ものが多くある中で、ウルキオラとの純愛をうたうDear…はなじまないかもな、という不安もありつつ。
だけど新しく公開しなおすことでひとりでも！ふたりでも！ウルキオラを好きだと思う方が増えてくれればそれでいい！
今までDear…を読んでくださった方も、より物語に浸って読み直していただければもっといい！

そう。残りの動機がまさにそこ。
フォレストだと作品ページの下に常に広告が出るんだもんよ……。
普通の広告ならまだしも、9割方いかがわしい感じの広告で、後ろに誰かいるときにはおちおち読み直すこともできないんだもんよ……！
これまでお世話になりつづけてきたフォレスト様にはもちろん感謝の気持ちでいっぱいですが、小説サイトなのに小説読むのに気を遣う、というのがもどかしくて、今回決断に至った次第です。

実際ハーメルンに掲載しても、サイトで読んでくださっていた方はいちいち面倒だし一度は読んでいる話だし、あまり需要はないかなという懸念もありましたが。
ありがたいことにアンケートの回答では多くの方がハーメルンでも読む、読むかも、と言ってくださって、それに背中を押された部分もあります。
まだハーメルンの編集に慣れなくて四苦八苦していますが、今後も少しずつ手直ししてあげていきますので、よろしければお付き合いください！

ああ、でもね、Dear…の校正を進めたい一方で、書きたい話がありすぎて困ってます……！
Dear…の番外編、続編も書きたいし、とはいえようやく完結できたことだし久々にカカシの短編を書きたかったりもする。
んー、意欲はあるけどどこに向かって注ぐべきか！！