バルとノワの生まれ故郷についてのそのそ妄想。




バリスガルム島(仮)…大陸から南東にある比較的大きな島。

収入源は主に採掘による鉱物の輸出。
宝石などの貴重種はほとんどないけれど、金属類の鉱物がたくさん採れます。
柔らかく扱いやすい鉄類が8割、貴重な黄鉄類もたまに採れます。
(とりにちの世界では金類がほとんどなく、金属は黄みが強いほど貴重とされている…とかそんな設定)


バリスガルムは主に北と南に分かれており、ノワたちは南に住んでいます。
南には良質な土、水と森に囲まれた住みよい環境が広がっています。
潮の流れも緩やかで、2週間に一度来る大陸からの定期船(エンジンを搭載した新型高速船)であれば、半日足らずで島と大陸を行き来することができます。
しかし、北は切り立った山々そびえ立ちとても人が住める環境ではありません。
北側の海は潮の流れも激しく、島にある船はおろか高速船でさえ島の裏に回るのは困難とされています。
採掘場は主に南と北の間にあり、北はいまだにほとんど開拓されていません。


10年ほど前に北への開拓を推進する一派が現れ、採掘場の開拓、採掘活動が行われましたが、その採掘場で落盤事故が起こり、以来開拓計画は頓挫しています。
(ちなみにこの開拓計画にはノワとネイロの両親も参加しており、この落盤事故で命を落としています)

ちなみにこの開拓計画ですが亜族側は反対していたため、ほんの一時ヒトと亜族は険悪な関係になっていました…が、現在は解決しています。
雨降って何とやら的な。

バリシア(亜族)の集落に伝わる伝説によると、北は魔族の住まう土地であるため、侵攻は許されないとのこと。
ノワはいつか北に住む魔族とお近づきになりたいと考えています。
両親に対しては不幸な事故だったと考えています。



島には村が2つあります。
ヒトの住む村(ノワが住んでいます)とバリシア集落(バルが(ry)。
その距離はとても近く、2つの村の間にある広場でよく祭やら宴会やらが行われています。種族関係なく超仲良し。
一つの村に統合すべきとの声も多くあがっており、その方向に向かって動き出しています。





ふむ…こんな感じかのう。
魔族は伝説上の生物でなく、本当に北に生息しています。
南に迷い込んだ魔獣を北へ追い返すのもバリシア警護団の役目。
ノワに見つかるといいおもちゃになります←