続・KinKiと愛と妄想と
2014/05/31 23:13
:小説
〈つよとこう〉16番目のお話
「ただいまぁ!光輝、逢いたかった〜!!」
「お帰り…」
「なんやねん!?テンション、低っ!!俺が帰って来たのに、嬉しくないんか?俺なんかもう、お前にやっと逢えるって、めっちゃテンション上がってもうて、みんなにびっくりされてたんやで?」
「嬉しいよ、剛史…ただ…ちょっと疲れとるだけや…」
「どないしたん?仕事で疲れたんか?」
「そやったら、どんなに良かったか…」
「もしかして……あの子らか?」
「つよしぃ!!こないだの見られた!お前が、速攻で俺抱いたやん?あの時、あの子ら起きててん!!」
「あ…あれか……あいつらも覗きばっかりしよって、あかん子ぉらや!」
「…覗きばっかり…って…なに?…まさか、あれだけやないんか!?嘘やろ!?」
「いや…前の晩も…実は覗いとった…」
「…お前…お前、知っとったん!?」
「まあ…そやな…」
「つ〜よ〜しぃ〜っ!!お前!!なんで、そん時言わへんねん!!わかっとったら、あの日も拒否しとったわ!!」
「せやから、言いとうなかったんや。言うたら、絶対お前、俺の自由にさせんかったやろ?」
「当たり前や!!覗かれるかもしれん状況で、出来るか!!」
「俺はお前抱けるんやったら、あの子らの覗きぐらい大目に見るで!」
「そーゆー問題やあらへん!まだお子ちゃまのあいつらに、何見せとんのやっちゅう話してんねん!!」
「ええやん。いつかは知ることやし。それに、あの子ら、まだほんまの事はわからんよ」
「…お前…この4日間、俺がどんなに大変やったか、わかっとらんようやな……こっち来いや!!」
「いって!!引っ張んなや!」
「脱げ!!」
「えっ!?ええの!?」
「ええよ。早よ脱ぎ」
「はぁい、脱ぎまぁす!!」
「早よ…」
「よし、脱いだで!おいで、光輝…離れとった分、いっぱい愛したるからな…」
「剛史……お前が…ベッドへ来て…」
「え……なんや、光輝…そんな、しどけない格好して……めっちゃ色っぽくて可愛いやん……俺、嬉しいで…初めてお前から誘ってくれたな…」
「…剛史…もう待てへん…早よ来て…」
「光ちゃ〜ん!!」
「はいっ、釣れた!!」
「えっ!?なにコレ!?」
「あの子らの縄跳びの縄や!」
「いや、それはわかんねんけど……なんで俺、縛るん?」
「たまには、こういうのも有りかなぁって」
「え…まさか…SM!?」
「ふふ!それもええかなぁ!……よっと!」
「わっ!?お前、なに俺に乗っかってんねん!?」
「さあ、今日は逆バージョンやで〜!!」
「え…えええ〜っ!?」
「覚悟しぃや!」
「ウ、ウソやろ〜!?いやや〜っ!!」
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