ってなわけで、原稿描いてて手が痛いので字を書きますた……テラ原作をそげぶしている可能性があるので、笑って許してね
あと字は不慣れなので、全体的にカスカスですがそれでも宜しければどうぞです
高速で飛来する星屑の嵐を避け、あたいは巫子へと鎌を振るう。しかし横薙ぎの一閃は空を刈り、代わりに下腹部に重い一撃を喰らった。
「げうっ!!」
あたいは後方へと吹き飛ばされながらも、鎌を地面へと突き刺し、着地する。
衝撃で石塊(いしくれ)と塵芥(じんかい)が舞った。
唇から垂れた血を左手で拭いながら、前方へと目を向ける。
「やれやれ、神を敬虔(けいけん)する巫子様がか弱い女性の腹に蹴りたぁ、えげつないねぇ」
「先に攻撃をしかけたのは貴女でしょう。それに私は巫子じゃありませんっ!風祝(かぜはふり)ですっ」
そう言って、巫子もとい風祝の東風谷早苗はあたいを睨んだ。
「風祝ねぇ。どう巫子と違うかあたいにゃさっぱりだよ。だいたい服からして似てるじゃないか。なんで脇を出すかね」
「そ、それはっ幻想郷(ここ)でのしきたりというか……常識に囚われてはいけないと言うか……神奈子様が着ろって言ってたし……」
早苗は熟れた林檎の様に顔を真っ赤にしている。それだけ見ると年相応の生娘にしか見えない。
確かこいつ幻想郷の外から来た人間だったよな。
外の人間はみんなこんな感じなのかねぇ。
「……まぁいいさ。その神奈子様だっけ?あたいはその神様に用があるんだよ。あんたにゃ用はないんだけどね」
あたいは早苗へと二度、手を払う。
「そうは問屋は卸しませんっ!神奈子様にお話があるのならその風祝である私を通してからにして貰いますっ。それに貴女、死神でしょ?尚更駄目ですっ!!」
「おいおい、こう見えてもあたいは彼岸へ霊を届けるだけのモテカワスリムな愛され船頭だよ。この業界ではご褒美と称されてるんだよ」
「意味がわかりませんっ!!そんなことはどうでもいいんですっ!!どうしても神奈子様にお会いしたいのなら…………」
今まで凪いでいた風が突然、吹き荒び、早苗の周りに収斂(しゅうれん)していく。
「私を倒すことですっ!!」
ごうごうと耳鳴りがあたいの耳朶(じだ)に響く。氷塊が背中から滑り落ちる感覚。
……こりゃこの子を甘く見すぎた。腐っても神に仕える者、か……。
あたいは鎌の塚を強く握った。
「あたいは別に命(タマ)刈りに来たんじゃないんだけどねぇ」
独白は風によって掻き消され、服がはためき、髪がうねり舞う。
外来の神がいると聞いて、サボり……いや物見遊山がてら尋ねにいったらこうなるなんてね。あたいは嘆息する。
「……まぁ」
あたいは地面に突き刺していた鎌を旋回させ、早苗へと刃を向ける。
「……暇潰しにやぁ調度いい」
瞬間、あたいは早苗の下へと跳躍した―――――――。
(完)
お目汚し失礼しました m(_ _)m
くは〜字書きって難しい………文字で情景やキャラの感情を出すのって難しいですね(・_・;)
小説の書き方とかネットでいろいろ調べてみたらごちゃごちゃしてわかりませんでした(ノ△T)
↑というわけで原稿です
このせいで手を使いすぎました( ̄○ ̄;)
見開きって難しいですね