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ヒモ

二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
byゲーテ

気温が下がり、肌寒く人恋しい季節になってきた。近頃、私の周りでは『大学生にもなって恋人の1人もいない人は、何らかの欠陥がある』とちょいちょい言われる。
このような恋愛至上主義的な考え方が良いかどうかは置いておき、多くの大学生は恋愛というものがお好きなようである。
お酒の席では恋愛トーク、下ネタトークに花を咲かせて、旧友との懇談でも同じ類の話が盛り上がるのではないか。
さて、その結果として恋人を得た彼らは何を目的としているのか。授業の代返を頼むのか。お金の無心をするのか。ランチ、ディナーを楽しむのか。ディズニーへ行くのか。新宿のホテル街へと消えるのか(新宿は比較的安いようで、多くの大学生が利用している)。
けれども、このような目的論的解釈は、私の友人によると誤っているようだ。『何か目的があって付き合ってるわけじゃない。一緒にいるのが楽しいんだよ』、と。 なるほどね。
しかし、一緒にいるのが楽しいだけなら、友人関係のままでいいんじゃないの?云々。

と、こんなことをダラダラと考えている内は、恋人なんて出来るはずもなく恋愛のしようもない。現に、先ほどの友人には恋人がいて、わたくしの隣は依然として空席のまま(むしろ、席が存在しないとさえ思える)。

要は何が言いたいかというと、恋人が欲しいけれど見通しのたたないそこのアナタ。私をヒモにしてくれませんか。目玉焼きなら作れますよ!
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