小声で言いたいこと


『それが愛だとするならば』の感想
02/17 22:22 小説(BL)


話題:BL小説

 

 

 

 

前作の『遠くにいる人』が良かったので買ってみた今作。

ムクさんがイラストを描かれていたので大喜びで買ってきたのに今頃読みました。

やっぱり小説は積むほど買い込んでは駄目ですね(>_<)

 

 

 

あらすじ

故郷を離れ、東京で働く大崎哲也は仕事も恋愛も順調で、満ち足りた日々を送っていた。ある日、年下の幼馴染、野田透が地元での仕事を辞め、東京で就職するために、哲也のもとにやって来る。何でもそつなくこなす哲也と違い、透は至らない点ばかり。そんな透を放っておけず、不本意ながら就職先が決まるまで居候させることにした哲也だったが、思いのほか透との同居生活を快適に感じるようになる。透が哲也を恋愛対象として見ているのではないか、という疑念を抱いても、自分が応じなければ何も問題はないと考えていた哲也だったが・・・。

 

  

 

今作は、完璧な男×頼りない年下の幼馴染のCPです。

でも、完璧な男(自称)と付けてしまってもいいのかな?とも思ってしまいます。

性格と言うか、考え方と言うか、ちょっとそこらへんに難有りな攻です。

現実に近い考え方、行動が見受けられて、「分かる分かる!でもダメだよ!!」っと思うことが何回もあった攻でした。

 

真の完璧な男が本編に登場するからこそ、哲也の欠けている点が浮き彫りになってしまい、余計にそう感じるんだろうなぁ。

 

受の透は健気です。

可愛いんです。

健気好きなので、最初から好感持ちまくりでした(*´∀`*)

 

シリアスなお話ではないんですが、読んでいて辛い場面も結構あります。

それが大抵透の方が痛みを感じる場面だったりするので、読んでいて透に好感持ってしまうと、痛さが増します。

私は増しました(;^▽^)

 

相変わらず、すとんと頭の中に入ってくるような文章で読みやすく、内容もとても好きだな、と思うものだったので、ひのもとさんの作品も作家買いすることになりそうです。

 

 

以下ネタバレ含みます。

 

 



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