某さまに差し上げたサクケンです!
掲載許可をいただいたのでUPしました。
あれ?ここでは初のサクケン?!
そして18禁となっておりますので、年齢に満たないお方はバックプリーズ。
内容はカー〇ックスです。サックと読めるエロを目指しました。
大丈夫!という素敵なお方は追記からどうぞ!
…二人の年齢設定はっきりさせてないんですが、大学生以上だと思う←
佐久間が新しい車を買ったというので、早速乗せてもらい、ドライブしていたのはいいものの…
どうしてこうなったのだろう。
「ちょ…っ…佐久間っ…なに、して…!」
「なにって、ナニだよ」
眼鏡の奥にある瞳が細まり、熱をもって自分を見つめている。
それだけだというのに、ゾクリとして体が震えてしまうのはどうしてだろうか。
ドライブの帰り道で他愛無い会話をしていたはずなのに、何時の間に助手席のシートが倒され、佐久間が自分の上に圧し掛かり、股間を弄っている。
「馬鹿っ…ここ、どこだと思って…っ!」
「大丈夫大丈夫〜。ここの路地、夜の時間だとあんまり人が通らないから」
「そういう問題じゃないって!…っん!」
明らかに快感を与える佐久間の手の動きに腰が震え、下半身に熱が集中するのを止められない。
「健二だって、もうこんなになってんじゃん」
佐久間がニヤリと意地の悪い笑みを浮かべながら、反応し始めている僕の股間に視線を向ける。
薄暗い車内の中でまじまじと見られている、というだけで恥ずかしい。
潤み始めている目でキッと睨みあげるが佐久間は余裕の笑みを浮かべ。
「なんかさ、今のでかなりムラっとしちゃった」
とサラリと爆弾発言を落とした。
「え、ちょ…!ぁっ!…ばかっ…っん!」
ジーンズの前をくつろげると手がするりと入り込み、下着の上からペニスをやんわりと揉まれると、甘ったるい声が上がってしまいそうで唇を噛み締める。
すると佐久間は唇を落とし、舌を差し込んで僕の咥内を蹂躙するように激しく深いキスをした。
「んっ!…ん、ふ…ぁっ…んぅ!」
昔から佐久間のキスは上手い。正直、これだけで勃ってしまう。
「っん…なんだ、健二だってノリノリじゃん」
「はぁっ…ぁっ…ば、ばかっ…」
既に勃ち始めているペニスを見て楽しげに言う佐久間に悪態をつくが、羞恥からくるものなのは相手も分かっている。
それでいて、更に羞恥を煽ってくるのが佐久間なのだから。
「ほぅら、健二のちんこ、もうこんなになってる…もう後ろも濡れてんじゃないの…?」
「そ、んな…わけっ…ないだろ…!」
自分は男なのだから、女性のように濡れる筈無い。だが、佐久間はそういう風に辱める言葉を使い、僕を追い詰めるのだ。
「聞こえる?ちんこから我慢汁出て、やらしい音してんの…」
佐久間が手の動きを早めると、ヌチュッヌチュッと卑猥な音が車内に響く。
彼の言うとおり、僕は与えられる快感に溺れ始めて先走りの液をだらしなく垂らし、ペニスを勃起させているのだから仕方ないだろう、と心の中で逆ギレをした。
「俺も我慢出来ないから…ごめんな」
「へっ…っんぁ!」
佐久間は空いている自分の片手の指を舐めて唾液で濡らすと、いきなり僕のアナルに指を突っ込んでくる。
流石に早い展開に驚き体を強張らせてしまうが、佐久間はペニスを直に弄り始め、その気持ちよさに体の力が抜けていってしまった。
「あ、んっ…ぅぁっ…や、めっ…あっ!」
「ここまできて、やめられるわけ無いだろ?」
何時の間にかアナルに挿入されている指が増えており、グチュグチュと水音を立てて入り口を広げていく。
恥ずかしい話だが、昨晩も佐久間とヤっていたのでアナルはすぐに解れてしまい、このまま難なく彼のモノを受け入れることが出来るだろう。
「車内プレイって興奮するな」
「ば、かぁっ!」
「健二くんてば、さっきから馬鹿って言ってるばっか。ひどいなぁ…ってことでお仕置き」
「えっ…?…や、あっ!あああっ!」
お仕置き、と称していきなり一物を突っ込んできた佐久間はとても楽しげで、僕はその衝撃に声を上げることしか出来なかった。
先程言ってたように佐久間もこの状況に興奮していたのだろう、既に勃起していた彼のペニスは僕のナカを押し広げるように入ってくる。
「ぁ、ぁ…あぁっ!…や、んっ!」
「健二のイイとこ、ここだろ?」
「あ!んっ、あぁっ!…やっ、やだぁっ…んっ!」
佐久間は腰を前後に動かしてペニスを浅く抜き差ししつつ、時折ナカの前立腺を擦り上げて僕に強い快感を与えてきた。
こうされると、何も考えられなくなってしまうのが恥ずかしくて、僕はイヤイヤと首を振るが、その姿は佐久間の嗜虐心をそそるものでしかなく、彼は腰の動きを早めてくる。
「あっぁ!あんっ!やっ…あぁっ!…んあぁっ!」
パンパンとと腰を打ち付けてくる音や、結合部でグチュグチュと響く水音、二人の荒い吐息。その全てが車内で混ざり合い、僕を高まらせる。
恥ずかしくて堪らないのに、気持ちよくて仕方ない。
これも全部佐久間の所為だと思うことにして、いまた快感に溺れることにした。
「あっ!あ、んっ…ひゃあっ!…だめっ…あぁっ!」
「健二っ…イきそう?…一緒にイこうぜ…っ」
「やああっ!」
僕がイってしまいそうなことに気付いた佐久間は、僕のペニスの根元をギュッと握り締めて直ぐにイけないそうにすると、更に腰の動きを早める。
佐久間のペニスが奥深くまで突き上げるたびに、入り口がきつく締まって内部を収縮させると、よりペニスを感じてしまい、もどかしい快感におかしくなりそうだ。
「もっ、やだぁっ!あぁっ!…ぁん!」
「っ…そろそろ…イくぞ…っ!」
佐久間がラストスパートをかけて激しく腰を打ち付ける。
僕は堪らずに佐久間の腰に足を絡ませて抱き付くと、より深く繋がろうと自らも腰を振った。
「っは…ぁ…っく…っ!!」
「あっ、あああっ!!」
佐久間が僕のペニスを解放すると、腰をググッと押し付けて最奥に精液を吐き出す。それと同時に僕もイってしまい、互いの腹部を自分の精液で汚した。
「はっ、はぁっ!…ぁっ、あ…んっ…はぁっ」
「はっ…ぁ…」
荒い息を整える様に何度も呼吸を繰り返し、互いに脱力してシートの上に体を伸ばす。
「はっ…ぁ…ばか…さくまの…えろ…へんたい…」
「ん…その変態にアンアン鳴かされていたのは誰かな〜?」
「っ…!!えろへんたいめがね!!」
「はいはい。そんな俺が好きな健二くんはドMだね」
「〜っ!!」
悪態をつきつつ、何度もキスを落とされるともうどうでもよくなってきてしまうのは、付き合いが長いからだろうか。
何だかんだい言いつつも、僕は佐久間のことが好きなことには変わりない。
まぁ、恥ずかしいので本人には言ってやらないけど。
「あぁ…もう…シート、よごれちゃったら…どうすんの…」
新車なのに、と佐久間の額を指先で小突くと、当の本人は何も気にしていなさそうな笑みを浮かべて。
「あぁ、これ大丈夫。シートに撥水加工してあるから汚しても洗えるし」
「…確信犯かっ!!」
「はっはっは」
まさか、この為だけにこの車種にしたのではないかという疑念が生まれ始めた僕は、気だるい体を起こして佐久間の眼鏡を取った。
「…ばか」
「でも好きだろ…?」
「ばーか」
やはり嫌いになれないのは、恋は盲目というものだろうか…
おわりっ