8月15日

はてさて。
個人的に、毎年8月は『戦争にふれる』のが恒例となっています。

この時期は戦争関連のTV特番も多く、触れあう機会が増え、むしろそんな機会でもないと真面目に考えないので、個人的にはそれなりに真剣に視聴してみたり、図書資料を読んでみたりしています。
戦争について知らんことも多いし、思いもよらぬことも多いし、理解できないことも多いし。まさに事実は小説よりも奇なり。
『おもしろい』といえば不謹慎に聞こえますが、まったく予想の出来ない『経験者の生きた声』や『史実』は、なんかしら自分の刺激になっている気がします。

とはいえ、自分の意見をおおっぴらに主張したり、誰かと討論したりはしないので、あくまで『私個人で』考えるだけ。
色んな考えはあるのだろうけど、なんかもう、知識を増やして自分で消化するだけで精一杯。

今年、1953年の映画『ひろしま』を初めて観ました。
終戦から8年後に公開された、原爆がテーマの映画。淡々としながらも壮絶なものがありました。
一方で、そんな当時の広島の町並みや風景が見れて興味深かったり。
古い映像は色んな楽しみ方があるなーと、改めて気付きました。

自分の無知をさらけ出してなんですが、この映画を観て『軍人勅諭』を初めて知り、知らないことが幸福であり、また、それを簡単に調べられることも幸福だなぁ、と。

自分が体験していないからこそ持つ意見もあるだろうし、そこから想像力を働かせて、色々と視点を変えながら考えを巡らせてみるのも面白い。



資料館もリニューアルしたというし、また広島行きたいなぁ。

宮島で食べた焼きたての紅葉まんじゅう、美味しかったー!(笑)