↓小さいサイズ


サンタさんと呼ぶにはちっちゃくて
へんてこりんな妖精がぼくに言ったんだ

「今年もちゃんといい子にしてた?」


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12月に入ったので、今年も話題:メリークリスマス★2011イラストに挑戦してみました!


今年はフィンランドのクリスマスと妖精トントゥがモチーフになっています。


日本ではクリスマスといえばきらびやかなイルミネーションのイメージがありますが、フィンランドでは外の飾り付けよりも家の中の装飾や雰囲気作りに重きを置くんだとか。

クリスマス=家族で集う日、という考え方がこんなにもしっかりと根付いているんですね*


それでも、クリスマスの日にお墓に手向けられる蝋燭の温かな光はイルミネーションに負けないくらい素敵な雰囲気をかもしだしてました。


今回のイラストはそんなフィンランドのお墓が舞台。
静まり返ったお墓にさく、さくっと響く足音はちっちゃな妖精トントゥのもの。

街のこども達にプレゼントを配り終えたトントゥは最後にお墓にやって来たのです。

プレゼントを楽しみにしているのはお墓の中のこどもも同じ。
蝋燭の温かな光に照らされながらトントゥはにっこり笑って聞きました。




…と、ここで冒頭のシーンにつながります(笑)



トントゥはフィンランドでは幸せを運ぶ妖精と考えられているそうです。

まだまだクリスマスには早いですが、イラストの中のトントゥに出会えた皆さんのクリスマスが素敵な一日になりますように*