↓軽量版.
不死のいのちをもってする、
大切なものを守る魔法。
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今月の
話題:自作イラストです。
今回は竜をモチーフにした作品に挑戦してみました!
別blogで西洋と東洋では竜に対する価値観が全く違うという話をしましたが、元々は西洋でも蛇や竜は神聖な生き物として扱われていました。
不死のイメージや、竜・蛇=水や川というイメージは東西共通だったんですね。
それがマイナスなイメージにすりかわってしまったのは人々の生活や宗教観が変わってしまったことから。
自然と共に生きる生活からものを作ったり稼いだりする生活に変わっていき
必要とされる宗教も変わっていくようになりました。
その流れに従い自然の象徴である蛇のイメージも悪い方向へ変えられてしまい、
悪魔のような翼を持った蛇..その姿が今のドラゴンのポピュラーな姿として定着したんだそうです。
そんなちょっと不憫な背景を、今回は親子のドラゴンで表現してみました。
「子竜は一人前になると、親竜から人の姿になる魔法を受け継ぎます。
人の姿になることで、人間の目を欺いて共に生きていくのです。
この親竜もまた、不死のいのちと引き換えに魔法を子竜に譲り与えました。
これは不死の竜が死ぬ、唯一の方法」
はい、今回のイラストはこんな感じのお話です(笑)
ハロウィンイラストが明るいテイストだったので今回は静かな雰囲気にしてみましたが、描いていてとても楽しかったです*
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この火に、集え
僕が、主役だ
さあ、来年の主役はだあれ?
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9月ラストの
話題:自作イラストです!
今回は一足も二足も早くハロウィンイラストを描いてみました;)
実はこれ、去年のハロウィンイラスト『ペテロの憂鬱』の続きストーリーだったりします。
去年の作品では..
聖ペテロを騙したウィルは天国にも地獄にも行けず
ひたすら暗闇をさまようことになってしまったのですが、退屈しのぎに種火を現世へ投げ込んで..
というようなストーリーでした。
そのウィルが今年はゴブリンの姿になりすまして、暗闇の中から帰ってきます。
現世に投げ込んでいた種火を灯に、ハロウィンの夜を闊歩していると
その灯に惹かれて魔女やおばけがついてきて..
といった楽しい感じに仕上げてみました。
ちなみに今回の設定は『The Goblin in The Dark』というハロウィンの替え歌をモチーフにして描きました。
この歌はゴブリン役の子がおばけ役の子を選び、おばけ役の子が魔女役を選び
魔女が猫を、猫がコウモリ男を..といった具合に選んでいく遊び歌だったりします;)
最後に選ばれたコウモリ男は一人ぼっちで立ち尽くしていることになるのですが、この遊び歌ではコウモリ男役になった子が次の回ではゴブリンの役になれるんですよ*
この絵では置いてきぼりになってしまったコウモリ男くんですが、来年のハロウィンはきっと主役になれるはず!
また来年も、このストーリーにつながる作品を描けたらなぁと思います。
いつまでも描き続ける人でありたい!
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『このゆめを貘にあげます』
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9月一発目の
話題:自作イラストです!
今回は貘(ばく)をモチーフに描いてみました。
悪い夢や怖い夢を見たとき、『この夢を貘にあげます』と言うと貘がその夢を食べてくれて、二度とその悪夢を見ることはないそうです。
そんな悪い夢を食べてくれることで有名な貘ですが、生い立ちはちょっと複雑なものなんですよね。
神様が生き物を創造した時に、余った部分を使って生まれたのが貘なんだそうです。
今回の作品にはそんな貘の寂しさというか、静かな雰囲気が出せるよういつもよりしっとりした感じを目指してみました。
眠る人のそばに静かに寄り添い、悪い夢から守っているような感じが伝わったらなぁと思います*
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『ぼくが、きれいにしてあげる』
天と地と、昼と夜とを繋ぐもの
わが名は魔法煙突掃除人!
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8月一発目、というか今月の
話題:自作イラストです(笑)
今回は魔法使い達の家の煙突を掃除する“魔法煙突掃除人”をモチーフに描いてみました。
魔法使いたちは魔法やまじないを使って人々の生活を豊かにしてくれたり、魔法の煙突で毎日夜(明日)を呼んできてくれます。
そんな魔法使いを陰ながら支えてるのが魔法煙突掃除人と呼ばれる人達なのです;D
たくさんの魔法や薬品で汚れた煙突を掃除するのはとても危険なこと。
そんな仕事を彼らは喜んで引き受け、誇りを持って仕事に携わっています*
表立って活躍することはないけれど、たくさんの人に感謝されているお仕事……と、この作品にはそんなストーリーがこめられています。
このイラストを描くにあたって、やっぱり現実の煙突掃除人をモデルにさせて貰いました。
幸運のシンボルとされている煙突掃除人に出会うと幸せがもたらされると言われているので、それにあやかって(?)
この作品を見た人が、幸せな気持ちになれたらなぁ、と思います。
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話題:昔と今の絵の比較
毎年恒例になりつつある黄金郷イラストに今年も挑戦してみました*
ちなみに過去二年の作品は
コチラ。
今年はなんとなく緑青(ロクショウ)色の空が描いてみたくなって、青空ではなくこんな色調のイラストに:D
日の出間近のような、日没前のような、見る人によって違った印象にうつる曖昧な空をイメージして描いてみました。
このイラストの主人公のmongaちゃんがちょっとづつ成長してるように、私の絵もまったり成長してるのかなぁと。
3年目の黄金郷を描いてみて一番に感じた進歩は、絵に対する「こう表現してみたい!」という気持ちがより強く明確になってきた所かなぁって思います。
なにより、進歩したぞ!って言えることが一番の進歩かなぁ*笑
また来年のKyunも楽しくイラストを描いてますように!
と言うかこのblog3年も続いてるんですね、びっくりです(笑)