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一年に一度、大切な人と過ごす大切な日
暗い森の中だって明るく照らして待ってるよ
光の意味は“おかえりなさい!”
いつどこでなにをしていても
必ず戻ることのできる
ここがあなたの帰るべき場所*
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クリスマスをモチーフとした自作イラストの第3弾です!
前回、前々回がサンタサイドのstoryだったので今回はクリスマスを楽しむ人達にスポットライトを当ててみました。
その上でモデルとしたのがフィリピンのクリスマス!
暖かい国とクリスマスって無縁な印象があったんですが、なんとフィリピンは世界で一番クリスマス期間が長い国なんだそうです*
日本でも既にクリスマスムードになっていますが、フィリピンの人達はそれよりも更に早く、9月頃からクリスマスムードになっちゃうんだとか(笑)
そんなちょっと愉快なフィリピンのクリスマスに不可欠なのが、このイラストにもたくさんちらばっているパロルと呼ばれる民芸品です:)
パロルはキリストの誕生を知らせたとされるベツレヘムの星をかたどった電飾で、フィリピンではこれを飾ることにとても重要な意味があるそうです。
一つ目はもちろんクリスマスの到来という意味ですが、もう一つはクリスマスに帰郷する家族を歓迎するための意味です:)
フィリピンではクリスマスは年に一度、家族の大切さを思い出す日なんですね*
そんな心温まるフィリピンのクリスマスに触発されて今回の作品、『パロルノヒカリ』は生まれました。
立派な魔女になるために師匠のもとで修業をしているアンティちゃんは年に一度、クリスマスの日にだけ森へ帰郷します。
彼女をお出迎えしてくれたのは大好きな家族たちとパロルの温かな光*
賑やかな森の光はクリスマスが終われば消えてしまうけれど、心にほっこり点されたパロルの光は消えません。
帰るべき場所があるからこそ頑張れる。
また来年笑顔で帰郷できるように精一杯頑張ります!
..と、そんなイメージで描いてみました(笑)
余談ですが、民芸品のパロルは作中のようなシンプルなものだけでなくカラフルで綺麗なデザインのものもあったりするので機会がありましたら是非見てみて下さいね:)
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羽を捨てた空の人は“運び屋”になりました。
持ち前の身軽さを生かしてどこでも、どんな荷物でも届けにいきます。
『元気にしていますか』
『愛してるよ』
『体に気をつけて頑張って!!』
依頼された荷物だけでなく、その荷物に込められた目には見えない想い、そして笑顔を運んでいるのです。
それだけじゃありません、
空の人だった彼らが今もひっそりと生きていることは
先人たちが行くことの出来なかった未来へその命を運んでいるのです。
空を舞う、たんぽぽの綿毛たちのように。
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蒲公英をテーマにしたイラスト、Dent de lionシリーズの
話題:自作イラスト第二段です*
今回の一番の主張は『命を運ぶ』ということ。
人も生き物も、産まれた瞬間からすごくすごく重要な役割を持っていると思うんです。
私達の命は親から貰った命、もっと言ってしまえばずーっとずーっと昔の人達が絶やすことなく繋いできた命なんですよね*
生き物にはみんな寿命があって、遠い未来までは生きていけないからまた新しい命を残す..
なんて完璧な仕組みなんだろう:)!
もしこの世界に本当に神様がいるとしたら、きっとすごく賢くて、すごく綺麗な心を持ってるんじゃないかって思うんです。
人がみんな大切にされるように、産まれた瞬間から大事な大事な役割を与えてくれたんですから*
でも最大のミスは、人がそれを理解出来るくらい賢くなかったこと。。
価値のない人なんていない、ましてや人の生死を人が勝手に決めつけていいはずないのに人は人を殺すし、心ない言葉を吐き捨てる。
最近の小学生自殺のニュースを見て、ふとこの作品を描こうと思いました。
風船で空を飛ぶソライさんは蒲公英の綿毛をイメージしました。
蒲公英の綿毛もただ風に飛ばされてしまっているように見えますが、次の命として立派に命を繋いでるんだ:)
生きてること、すごくすごく広い目でみてみれば自分が思っている以上に大事なんですね*