つらいこと

信じたくなけど、やっぱり、私、されたんだ・・・・。

今は、気持ちが少し落ち着いたので、一応、整理してみる。


学校が終わって、すぐ彼氏の部屋に行って21時前には帰ろうとしてた。

21時を過ぎると、お母さんが心配するから、いつもそうしている。

学校の駐輪場に自転車をとめているので、取りに行こうとして公園の角を曲がった時、男の人の声がした。

カン高い声で、今は、もう何を言ったかは覚えてない。
振り返ったら2人の男の人に肩と腕をガシっとつかまれた。

「えっ」と思ったけど瞬間声が出なかった。

両腕を持たれてなかば、浮かされるように強引に公園の方に、連れて行かれた。

その時、初めて声が出た。

「やめて下さい!何ですか」
やっと出た必死の声だったと思う。

よく見たら男の人は3人で、もう一人はニヤニヤしてこちらを見ながらついて歩いていた。

「やめてよ、本当にやめて」
「離して」
喉の奥から、必死に声を出しなんとか腕を離そうとしたけれど、男の人の、あまりに大きな力は勝てずまるで、機械にでも押されるように連れていかれた。

途中で、もう一人の男の人が前に回り込むと、喉を掴みこまれて「静かにしろ」と低く恐ろしい声で睨まれた。

私はのどが痛くてむせ返り、涙がにじんだ。

どんどん奥に連れて行かれ、街灯もあまり当たらない場所に連れていかれた。

私は、甘い人間だったと思う。

ここまで来ても、まさか本当に「そんなひどいことするはずはない」と心のどこかで信じている部分があった。

家電製品の段ボールが数枚敷いてある場所で立ち止まると、

「おい、はやいとこやろうぜ、服はそのままでいいよな」

もう頭の中はグチャグチャで、足は震えて、ただ逃げたい一心で一瞬の隙に腕を払おうとしたら、再びガシっ掴まれ、喉を大きな手でつかみこまれ
「無事に帰りたければ、おとなしくしろ」
と顔の前で低い声で、睨みつけられた。

私は膝が崩れた。

男たちは「おっと」と言いながら私を抱きかかえた。

「証拠は残すなよ」という、言葉が私の耳に入って来た。

もう、怖さと辛さで地面を向いていた。

私は二人に抱えられる格好で中腰にされて、もう一人に後ろからスカートをめくられるのがわかった。

後ろの男の人が前に来て、私の顔を少し持ち上げ、目の前でコンドームをヒラヒラと見せ
「お前が、大声を出したり、抵抗したりしなければちゃんとつけてやる少しでも抵抗したら生でいれるぞ」
と言われた。

私は、うなずくしかなかった。

背後でも、気配でコンドームをつけているのがわかった。

後ろの男の人は私のパンツを少し指でズラして入れようとして押し付けてきた。

いやだ。
入れられたくない。
こんな奴に入れられたくない。
本当に嫌だ。汚い。

心の中で何度も叫んだ。

触れた瞬間、思わず、ゾッとして足を左右にひねってしまった。

何故か男の人はそこで、やめた。

ほっとした。

とても、ほっとした。

「俺、正常位がいいんだけど」
と後ろの男の人は前の2人に声をかけた、
「ええで」
と返事をして、私をくるっと段ボールの上に倒し座らせた、男の手が緩んだ瞬間、私の腕にジンジンと血液が流れていくのがわかった。

先ほどの男は、前からスカートをめくると再び私の足を広げた。

ちゃんとコンドームが付いていることに、私は少しだけ安心した。

パンツを指でズラすとそのまま押さえながら入ってきた。

私は眼をつぶっていた。

私は好きでもない人に入れられるんだ。
汚されるんだ。

パニックな自分と冷静な自分が頭の中で交互に会話していた。

グリグリと押しつけながら入ってきた。

痛い・・・。
肉が引っ張られる感じがしてとても痛かった。

ただ、さっきまで彼氏としていたこともあって数回出し入れされると、痛みはだいぶましになった。

グチャグチャという感触。
音とともに私の上で動く物体。
何故だか冷静になって、もう今はただ早く終わってほしかった。

キスをしてこないことだけが救いだった。

「スカートが邪魔だな」
としきりに周りの男に言っていた。

でも、何故か残りの男の人達は「ダメだ脱がすな」と言っていた。

しかし、男は、私の下着が引っ掛かってうまくいかないらしく、半分ずらして、ついには、中断して私から下着をはぎとった。

もう、全くの無抵抗な私。

靴を履いたまま脱がすと下着にに砂がついちゃう・・・
何故だか、どうでもいいことばかり気になった。

再開した、男は、しばらくしてハアハアと声を荒げて動きを速くした。

もう、いくのはわかった。

出すんだ。

私の体は、こんな好きでもない男に入れられて、出されてしまうんだ。

つらくて、涙がでた。

はぁ〜、というひとしきり大きなため息とともに男は吐き出した。

体の奥ににグリグリと押しつけてくるる感触が感じられた。

男が私から引き抜く

間もなく「やっとだ」といいながら次の男が入れてきた。

先の男はゴムを外すと私の顔の横にもってきた。

コンドームの中に汚い液体が、沢山溜まっていた。

強い衝撃ショックで息が苦しくなった。

レイプされたという実感は、出された精子を見たときに訪れるものだと知った。

それは、この男とのセックスが、確かに成立した証拠だった。

私はこの男とセックスしたんだ・・・・。

私の体は、この男に快感を与えてしまった。
私が、女であるが故に出された。
私は、こんな汚い液を出させてしまった。

私が女で、この男に性的な快感を与えることができる性であるために出されてしまった。

この男は私の体を使って、性欲を満たしてしまった。
私は、汚されてしまった・・・。

同じことをグルグルと何度も頭の中で考えた。

次の男も私の上でグチャグチャと動くと、しばらくして出した。

もう、心はボロボロだった。
ただもう早く終わってほしかった。

入れ替わり、立ち替わり、10回以上。
どのくらいかは、もうわからない。

男たちは使い終わったコンドームを段ボールの上に並べて喜んでいた。

いつ終わるかもわからない状態、何回も入れて吐き出してを繰り返された。

途中人影は通ったのに、誰も私の方には来てくれなかった。

一通り満足したお男たちは、最後にタオルで押しつけるように強引に私の股を何度も拭いてきた。

「痛い、やめてよ〜」と声をあげた。

私だけを近くのベンチに座らせると男たちは段ボールやゴミをすべて持って去った。

「パンツは汚れてるし捨てといてやる」といって下着も持って行った。

なんだったんだろう。

しばらく呆然としてたけど、「帰らなきゃ」と思い、立ちあがった瞬間、お腹に痛みを感じた。

子宮が猛烈に痛んでいるのに気付いて座り込んだ。

我慢して立ち上がると、家に帰った。

お母さんは、彼氏の家にいて遅くなったと思ったようで、何か怒ってたけどそのまま2階の部屋に上がり寝た。

夢かと思ったけどやっぱり、私本当にレイプされたんだ。


今も、下腹部がズンと思い。
トイレに行くとヒリヒリする。