22歳OL利恵

昔付き合いのあった女から電話が来た。

友達が男を紹介して欲しいと言っているらしい。
深田○子に似ているらしいがあまり当てにはせずに逢うことにした。

・・・が、逢ってみてビックリした。

その女(利恵22才)は深○恭子本人かと思うほど可愛い。
しかし、利恵は俺のことが気に入らなかったらしい。

仕方無いので、カラオケボックスでそれなりに盛り上がり、適当に連絡先を交換してお開きになった。

それから数日後、意外にも利恵から連絡が来た。

ドライブにでも連れて行って欲しいという。

俺は暇つぶしの相手か?と思ったが、特に用も無かったので付き合ってやることにした。

それから数ヶ月そんな付かず離れずの関係が続いたが、俺の北海道転勤の話で終わることになった。

転勤の話が出て2週間後、利恵からプールに連れて行って欲しいと連絡があった。

俺は、地方都市にありがちな、広大な敷地に建設された、ただ広いだけのプールに行くことにした。

利恵は俺の背中に抱きついてきたりしてかなりはしゃいでいる。(この女結構でかい胸してるんだな・・・)と思いつつ、俺は背中でその感触を楽しんだ。

プールを出てからビアガーデンで喉を潤す。
その時俺の頭の中には酔いとともに良からぬ妄想が渦巻いていた。

ビアガーデンを出て、電車の時間まで少し歩こうと誘い、その辺を散歩することにした。

歩き出して15分ほど経った頃、ポツンと一軒だけホテルのネオンが見えてきた。

その入り口を10メートルほど通り過ぎた頃俺は突然『参ったなぁ・・・』と言いつつ腹をさすりだした。
『どうしたの?』と利恵は聞いてくる。

『いや、さっきビールを飲み過ぎたかもしれない。腹が痛くなってきた・・・』
と、精一杯の演技で答えた。

利恵は『大丈夫?』と背中をさすってくる。
これはいけるかも知れないと思った俺はたたみかけた。

わざとらしく周りを見渡し、『もう我慢できないかも知れない。この辺りには喫茶店もないし・・・悪いけどあそこに付き合ってくれるかい?』とホテルのネオンを指さした。

利恵は『本当に我慢できないの?』と尋ねてくる。

俺は『もう本当にダメだわ・・・』と弱々しく答えた。

『一人では入れないと思うから・・・』と言いながら、もう我慢できないとでも言うように、半ば強引に手を引いて入って行った。

適当に部屋を選び、部屋に入ったあとすぐにトイレにこもり、この後どうするか考えてみたが、なかなかいい案が浮かばない。
なるようになるだろうと意を決してトイレから出た。

用が済んだらすぐに出ようとする利恵に『一度入ったら料金を払わないといけないから、時間いっぱいまでのんびりしよう』と押し止めた。
利恵は改めて部屋の中を珍しそうに見渡している。