セコガニは大変珍しいかにで、松葉ガニのメスのことです。


メスしかいないので、松葉ガニより小ぶりなかにですが、卵を抱えたかにでおいしさもひとしおなので、セコガニの熱心な愛好者が後を絶ちません。


かにのシーズンの始め、11月から1月の間しか漁の解禁期間が限られるので幻のかにといわれる所以です。


意外と知られていないことですが、蟹は季節を問わずいつでも収獲できるわけではありません。


それはなぜかというと、解禁日というものがあるからです。


皆が好き勝手に獲っていると水産資源が枯渇してしまうので、各地域ごとの漁の解禁日が、大体11月頃に決まっており、漁をその期間のみに抑えるという取り決めになっているのです。


毎年の蟹シーズンに一番乗りするためには、漁解禁の情報をニュースやネットで知っておくことをオススメいたします。


かにをお歳暮にしよう、と考えた方、気をつけてくださいね。


何が大事かというと、おいしそうなかにが揃っているなら特に、自分で選んだかにを贈ることです。


自分で選んで決めるのは確かに大変ですが、向こうがプロだからと安易に任せてしまうと、鮮度の落ちるかにや、身の詰まっていないかにを贈ってしまうおそれがあります。


大事なお歳暮用のかにですから、お店の人との関係を大事にしてください。


蟹を食材として使う場合、蟹の保存状態に合わせた注意点があります。


そんな中、特に留意する点は、蟹が冷凍保存してあった時に、どうやって解凍するかということです。


大多数の方が解凍の時間が勿体ないからと、水の中で蟹を溶かそうとして浸します。


そうしてしまうと、せっかくの蟹の旨みがなくなってしまうので、冷蔵庫に入れた状態での時間をかけた解凍が大切です。


どうにかして安くかにを手に入れたいと思っている方、いるのではないですか。


これができる方は限られますが、まず、市場でまとまった量を買えば確実に安くなります。


交通費と手間はかかりますが、安さと新鮮さを追求するならおすすめできます。


今はかに通販も充実しているので、よく調べれば流通コストを省いて安くなっています。