ズワイガニのメスはセコガニという名称で呼ばれることがあります。
場所によっては、セイコガニあるいは香箱ガニといった名を使われる場合もあるのです。
雄を美味しく食べる方法は、カニ味噌もいいのですが、通常脚の身が好まれることが多く、ゆでガニにしたり、焼ガニにしたり、鍋に入れて食します。
反対に、小ぶりなセコガニは脚の身も少ないですが、味噌と内子、外子のバランスがとれているため、むしろ、そういった部分を湯がき、珍味として食べます。
かにを茹でるときも、ちょっとしたコツがあります。
これからは、塩を入れたお湯で茹でてください。
海水より濃くないくらいで、塩が入っているくらいの塩分で十分です。
丸ごと茹でられないくらい立派なかにだったらもう、甲羅と脚は切り離してしまいましょう。
全部お湯に浸る大きさで茹でましょう。
結構汚れもついているので、全体を洗っておくときれいな状態で食卓に乗せられます。
通販の購入品と偽り、蟹を突然自宅に送りつけてくる。
それが世に言う「カニカニ詐欺」の蟹通販詐欺です。
この手口では、家族が注文したと思い込ませるように代引きで発送してきて、まんまと支払わされてしまうのですね。
本来なら支払いを拒むべきなのですが、そこまで高い金額でもないし、一度商品が届いてしまったものは仕方ないかと思って警察にも言わずに済ませてしまうことが多いのです。
皆さんも、いきなり蟹が届いたりしたら、すぐにお金を支払わず、念入りに確認することをお勧めします。
通販の生鮮食品はどれもそうですが、どこまで加工したものを買うかということで、ボイルしてあるものか、それとも活かににするか途方に暮れることもいらっしゃると耳にします。
通販のかにの加工法を条件設定するとき活かにを選びましょう。
まず間違いなく、活かにの方が新鮮さやおいしさで勝っています。
花咲がにを食べたことはありますか。
根室に近い、花咲近辺が主な漁場のかにに見えますが、かにの仲間が真実で、ヤドカリというべきです。
しかし、かににそっくりであることと、味がほとんど同じなので実に貴重なかにとして誰も問題にしていません。
身は引き締まり、豊かな味わいがあって、希少価値もあることから、誰もが認める有名なブランドがにです。