モズクガニというといかにも安そうな名前ですが、意外にも、高級食材の上海ガニとは種は異なりますが、同じ族のかにです。
ヒョウ柄のような背中の模様がトレードマークで、甲幅8センチ程度と、食用がにの中でも小さい方です。
全体の重さが170グラムから180グラムになるのが標準として出回っています。
雄より雌の方が大きいのも特長です。
昔から日本で多くみられ、食用として案外知られた存在です。
かにの通販はおいしいことばかりではないようです。
例として、安いからといって買いすぎてしまい、始末に困ったというのです。
かにを実際に見ながら買ったとすれば、実際の数がはっきりわかるので、買いすぎは未然に防げることでしょう。
けれども通販では、どんな大きさの箱に何頭入っているかはわかりにくく、ついつい気前よく注文してしまい、近所中に分けても、まだ余るほどの量だったということは通販の中でも、かにではありがちです。
どうか同じ失敗は繰り返さないでくださいね。
ガザミやイシガニをひとくくりにして、ワタリガニと言います。
食用がにとしてみた場合、どうしても脚の細さが痛いところですが、味噌はどのかににも勝るとも劣らず味噌ならワタリガニ、というファンが多いのです。
あちこちでとれるかにで、お値段も手頃なのでかに味噌好きが十分満足するには一押しと言えるでしょう。
丸ごと調理するのも簡単なサイズで丸揚げや丸焼きも難しくありません。
紅ズワイガニというと、ズワイガニに比べたらおいしくないと、かにに詳しい方が言うのですが違う、と断言できます。
今まで紅ズワイガニを食べた記憶をたどって大したことはなかったとすれば今までおいしい紅ズワイガニにあたったことがないためでしょう。
本当のところ、新鮮な紅ズワイガニならみんながおいしさを認めます。
ただ、非常に鮮度が落ちやすいのでおいしいものを食べるのは難しいのです。
どんな人も好きなかにの調理法、ゆでがにのコツをお教えします。
白湯より、少し塩を入れて茹でた方がいいですよ。
塩分は濃くしないことを心がけて、1%を超えない濃度くらいがベストです。
立派なかにで、もしも鍋より大きかったら、鍋に入る大きさに分けて熱が全体に回るようにしましょう。
そして、茹でる前に全体の汚れを落とすと食べるときに楽ですよ。