毛蟹の選び方は比較的はっきりしています。


何点か挙げてみます。


一番のポイントは水揚げされた時期です。


全体に大きく、身が入っているのも冬で、活がにならベストのシーズンです。


その次に重視したいのは見た目もそうですし、触ってみた感じや手にしたときの重みも大事です。


実際に触れるなら、表面の手応えと重みがあるものを選んでください。


身が詰まっている様子は見た目にもわかりますし、持ってみれば直に感じられます。


購入する前に販売店の評価を調べ、高い評価のお店へ行けば大はずれのない買い物ができるでしょう。


プロも認める、活き蟹の上手な捌き方を皆様に伝授しましょう。


腹から「解体」するのが基本ですから、蟹のお腹が上になるようにしてください。


蟹のふんどしを外します。


これは蟹のお腹にある三角形の部分で、指で押すと柔らかいのがわかります。


包丁の根元の方を使い、甲羅が傷つかないように腹を正中から真っ二つにします。


その後、甲羅から足を取り外します。


腹の切れ目を中心に、手で折り曲げるようにして外しましょう。


胴の部分についたエラや薄皮は、指で細かく取り除いておきましょう。


胴の蟹ミソは落ちやすいので、フォークやスプーンでかき出して甲羅に入れておきましょう。


ここまでで形になりました。


最後に、調理バサミや包丁で脚を切り、包丁で表面に切れ目を入れて、身を取り出しやすくしておく。


以上が蟹の捌き方の基本になります。


便利でお得な蟹通販ですが、蟹通販を利用することの一番の利点だと多くの方が口を揃えるのは、各地の漁場で水揚げされた新鮮な蟹をいつでも購入できるということです。


一方、普通のスーパーで蟹を買う場合、なかなか「産地直送」とはいかず、常に新鮮というわけではありません。


お店の方が良くないというのは意外な結論かもしれませんが、新鮮さを求めるならどんなお店で買うより、通販で直接頼むのが最適の手段なのです。


かにを茹でるのは、保存も利くし、食べる人が好きな味をつけられる調理法ですね。


おいしく茹でるにはゆで汁に塩を入れると、身が締まり、下味がつきます。


塩分は濃くしないことを心がけて、塩味がついたな、くらいがベストです。


立派なかにで、もしも鍋より大きかったら、思い切って、甲羅と脚はお別れさせ鍋からはみ出さないように茹でた方が良いです。


関節などに汚れがついているので、軽く洗っておくときれいな状態で食卓に乗せられます。


料理に蟹を使うとき、蟹が今、どういった状態であるかにより注意点が異なってきます。


いくつかあるポイントの中でとりわけ注意すべきことは、凍らせてある蟹の解凍の仕方です。


多数の人々が急いで解凍するために蟹を水に浸して溶かそうとします。


そうした場合、旨味のある蟹が味気なくなってしまうため、冷蔵庫に入れたままゆっくりと解凍しましょう。