よい毛蟹とは?考えたことがありますか。
一番のポイントは水揚げされた時期です。
寒い時期は、大きく身がぎっしり詰まったおいしい毛蟹を入手できるのです。
見て選ぶとき大切なのは見た目の色艶、持ったときの量感です。
実際に触れるなら、表面の手応えと重みがあるものを選んでください。
手応えのあるかには身がしっかり詰まっています。
そして、定評のある販売店を選べば、大はずれのない買い物ができるでしょう。
日頃から親しんでいるものの中にも、詐欺の芽が隠れていることがあるようで、ここのところ増えているというのが、通信販売によるかにの送り付け詐欺だそうです。
最初はかに通販の事なんかおくびにも出さずに、電話による世論調査のふりをして簡単な質問をし、電話でのやりとりの欠点として証拠が残せないものの、断ったつもりで安心していると忘れた頃になって、かにの入った大きな荷物が届き、中に入っている請求書にあ然とします。
返品しようにもクーリングオフの対象外と断られ、泣く泣くお金を払うことになってしまいます。
その他にも、経済的に余裕のある人を対象に、高価格、高品質のかにを装って、その実、平気で何ランクも下の品物を送ってきて知らん顔をしていたりします。
法律的な考え方はともかく、こんなやり方は詐欺も詐欺、悪質な手口だと思いませんか。
通販は、相手も商品も見えないものだけに、信用できる会社を見つけることこそが、いいものに出会えるかどうかの境目なんですね。
一般的に、かにの身といえば脚肉でしょうが、本当のかに好きは、味噌を味わっています。
味噌がおいしいかにとして知られているのは、毛蟹が他を圧倒しています。
毛だらけの殻に詰まった味噌の濃厚な味はたまらないおいしさですよね。
もう少し手頃なお値段でかに味噌を味わいたいなら、ぜひ、ワタリガニの味噌を味わってください。
一回り小さくはなりますが、十分な濃さの味噌です。
蟹には色々な食べ方がありますが、中でも美味しいのは蟹の旨みを閉じ込めた茹で蟹、そして蟹鍋です。
これまでに色々な調理法で蟹を食べてきましたが、間違いなくそう思います。
新鮮な蟹なら蟹しゃぶや刺身もいいですが、水揚げ直後の新鮮な状態でなければあまり美味しくないのです。
そこで蟹鍋や塩茹でがオススメになるわけです。
これらの食べ方なら、そこまで新鮮ではない蟹でも美味しく頂くことができます。
この食べ方なら、もし味に物足りなさを感じたとしても土佐酢や柚子胡椒など、付けダレを変えれば見違えるほど美味しくなるので試してみてください。
皆さんの中には、蟹通販を利用した経験がある、または身近な人が買っていたという方もいるかもしれません。
とはいえ、本当に新鮮な蟹が通販などで取り寄せられるのかなんだか半信半疑な人もいるかもしれません。
一昔前までなら、通販の蟹は質が悪いものと相場が決まっており、良い蟹が買えた話はほとんど聞かれませんでした。
しかし、現在では昔はなかなか買えなかった、産地直送の新鮮な蟹を色々なお店から通販で買えるようになりました。