美味しい蟹を簡単に取り寄せることができる「蟹通販」。
初めての利用時には、どの業者を選べばよいのか戸惑う人もいるかもしれませんが、そこで注意すべきポイントを紹介しましょう。
いつの時代でも、店を選ぶ基準は「人」に他なりません。
信頼できる業者には、目利きの専門家と呼べる存在がおり、この人が直接蟹の産地まで買い付けに赴いて、専門家のお眼鏡にかなった蟹だけを確実に買い付けくる体制になっています。
やはり品質は何より大事ですから、それを大切にしていそうな業者を選択するのが蟹通販を上手く利用するコツなのです。
激安が売りのかに通販も多々ありますが、カタログやサイトの写真だけが頼りなので、品質が保証されたものばかりといえないのが現状です。
まずは、業者の信頼性を調べることが安くおいしいかにを購入するために必要です。
通販でかにを買うのは初めて、と言う方は色々な手段でお店を探すと思いますが、お店の口コミを調べたり、比較サイトを利用したりして買う前にしっかり調べましょう。
便利でお得な蟹通販ですが、蟹通販を利用することの利点として突出しているのは各地の漁場で水揚げされた新鮮な蟹を手軽な手段で購入できるという部分ではないでしょうか。
その点、何人もの人の手を渡って店頭に並ぶ蟹の場合、産地直送のアドバンテージと比較すると店頭に出る頃には鮮度はだいぶ落ちてしまっていたりします。
お店の方が良くないというのは意外な結論かもしれませんが、新鮮さを求めるなら通販を利用して、漁場から直接蟹を取り寄せるのが最もよいでしょう。
上海ガニは小型ですが、丸のまま蒸す、点心の具などで独特の味があるので、その名にふさわしい有名なブランドです。
モズクガニの一種で、中国の他、生息地域は案外広いのです。
雑食で、何でも食するので、正真正銘の侵略的外来種です。
放置すると拡散の可能性が大きいので、このかにの取引そのものを一切禁止になっているところもあります。
活きた蟹をさばく際の手順をご説明しましょう。
蟹は腹の側からさばくので、まずは腹が上になるようにまな板に置きます。
腹部の三角形の部分、いわゆる「ふんどし」を外します。
甲羅に傷が付かないように気を付けながら、包丁で腹を二つに割ります。
その後、甲羅から足を取り外します。
腹の切れ目を中心に、手で折り曲げるようにして外しましょう。
ここで忘れず、エラや薄皮を指で外しておいてください。
これらは食べられません。
蟹の醍醐味である蟹みそは、甲羅の内側に入れておくといいです。
ここまでで形になりました。
最後に、調理バサミや包丁で脚を切り、その表面にやはり包丁や調理バサミで切り込みを入れるのが上手な調理の仕方です。