タラバガニを選ぶコツのお話です。
選べるなら、オスの方がおいしいのです。
雌は栄養分を卵にとられるのでタラバガニを食べるときにぜひ味わいたい脚がおいしいのはどちらかというと雄の方が圧倒的においしいのです。
さらに、甲羅中央部に縦2列で並ぶ突起が、いくつあるか数えてください。
タラバガニの特長として、突起が6つあるはずで、4つしかないのは、実はアブラガニなので、よく似ていますが異種のかにです。
蟹の調理の仕方においては、「蟹がどういった状態であるか」に合わせて様々な注意点があります。
中でも最もポイントとなることは、凍らせてある蟹の解凍の仕方です。
多数の人々が急いで解凍するために蟹を水中に入れてしまいます。
その方法をとった場合には、蟹の旨みが楽しめなくなってしまうので、多少時間はかかりますが、ゆっくり冷蔵庫の中で解凍しましょう。
ズワイガニのメスは、「セコガニ」と呼ばれます。
地域によっては、セイコガニと呼ばれたり、香箱ガニと呼ばれたりすることもあるでしょう。
ズワイガニの雄では、カニ味噌も美味しくいただけますが、大方は脚の身をゆでガニ、焼きガニ、鍋などにして頂くことが世間一般では多いです。
それとは対照的に、セコガニはコンパクトなため、脚の身はあまりありません。
しかし、味噌と内子と外子がバランスよく含まれており、むしろ、これらの部位を茹でた珍味としての食べ方がポピュラーです。
お買い得品の代名詞となることの多い「訳あり品」は、賢い主婦に大人気のものが数多くネットなどで出品されています。
中でもかに通販の訳あり品とは、いかにも怪しい感じがして買う気にならないのですが、どうして定価で販売できない商品になってしまったのか、そのわけによっては買う気にならない可能性も大有りだと思います。
判断はお店次第ですから、必ずしも同じ様なものにはなりませんが、意外に似通っていることが多く、基準より大きすぎるとか、他と比べて、特別に小さいものも訳になってしまうそうです。
商品として並べてから、バランスが合わなくて外されることもあるようです。
脚や甲羅に傷や藤壺がついていたって美味しさは同じだと思います。
聞いているだけで申し訳ないような気分になってきました。
余程のセレブでない限り気にするようなことは何もないことがよくわかったことと思います。
安心して購入し、たっぷり召し上がって欲しいですね。
ワタリガニというかにがいるのではなく、ガザミやイシガニの呼び名です。
ズワイガニや毛蟹に比べれば脚を味わいたい方には向いていないのですが、代わりに、味噌はとてもおいしく味噌ならワタリガニ、というファンが多いのです。
流通量は多く、庶民的な価格なのでかに味噌好きが十分満足するには一押しと言えるでしょう。
細い脚と甲羅の大きさを生かせば、いろいろな料理に使えるかにでもあります。