かに通販の特徴ですが、ポーションの販売が多いのが不思議ですね。
殻をむき、中身を取り出したと考えてください。
缶詰にもある、むき身のかにのことです。
殻を取り除く面倒がないのは大きいですし、多くは殻の割れなどの訳あり品なので、量の割には明らかにお安いといううま味もあるのです。
蟹通販は便利だとよく言われますが、その最大のメリットとしてよく言われるのは、何でしょうか。
それは、産地直送の新鮮で美味しい蟹をいつでも購入できるということです。
一般店舗の場合、流通ルートを経て店頭に並ぶので、なかなか「産地直送」とはいかず、常に新鮮というわけではありません。
意外かもしれませんが、新鮮な蟹を買いたいなら、どんなお店で買うより、通販で直接頼むのが最適の手段なのです。
丸ごとの活かにが手に入ったら、まずはきれいに洗い、30分くらい真水につけます。
殻で手を切らないよう、軍手をはめてください。
腹の三角形部分に指を入れて外し、甲羅と半身の間の関節に切れ目を入れます。
半身は一気に外します。
甲羅と半身を持って、一息に半身を外します。
残った胴は黒い部分と全体の汚れを除き、待望のかに味噌を出します。
脚をばらばらにし、大きければ関節で切って、縦に切れ目を入れるか、脚の内側を薄くそいでおくと、食べやすいですね。
コツを飲み込めば、それほど力を入れずにさばけますよ。
他の水産物でも同様ですが、蟹も実は水揚げできる時期が限られています。
それはなぜかというと、解禁日というものがあるからです。
全ての蟹が獲り尽くされることを防ぐために、越前ガニは毎年11月6日、紅ズワイガニは毎年9月1日など、解禁日が定められ、その期間以外は漁をしてはならないというルールが厳格に定められています。
旬の蟹をタイムリーに味わおうと思えば、毎年の解禁日がいつか認識しておくことが重要になってきます。
タラバガニ、ズワイガニなど蟹にも色々ありますが、オススメの種類の一つに花咲蟹が挙げられます。
初めて聞いた方もいるでしょうか?ハート形に似た甲羅を持つこの花咲蟹は、分布が狭く、北海道の東部でしか水揚げできないのですが、そのコクのある味わいは上品で食通好みです。
花咲蟹の身肉は引き締まっていますが、意外なほどの柔らかさもあり、タラバガニほどではないですが大きく、身入りも上々です。
夏に入る7月頃から、秋に入る9月頃までが旬であるとされますが、漁獲期間が短いのでなかなか手に入りません。