我慢していた涙がこみあげてきて、私はそのまま子猫のようにうずくまった。

さよならなんだ。
本当にこれで皆さよなら。
君が好きだったよ。何でもない振りして好きだった。好きじゃないと自分に思い込ませてずっと無理してた。だってあなたは私を友達以上にはどうしても見てくれなくて、それでもそばに居たくて……。彼女を紹介された時は辛かった。でも応援した。だって嫌われたくなかったから。

何よこれ……。私らしくないよこんなの。そうだよ、らしくない。