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私の

君と私は、行き先の違う電車みたいなものだ。
すれ違うことはあっても、絶対に出会わない。出会ったら、衝突しちゃうし。

そう、もう、出会わないんだ──。

戦い

星が瞬くのは、きっと誰かに伝えるためだ。
星にひとりきり、取り残された誰かに、ここにいると伝えるため。

近くにいて、星。
瞬きの間に消えないで。

閉じた瞼の裏で、星が幾つも流れていく。
瞼を閉じた時に見えるただの残像だと言い切ることは難しい。

こんな星ひとつにも───。


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