人類!!!!!終末のワルキューレを読んだ人類達、何故もっと推さない!!!???????めちゃくちゃに面白いな!!!!!!!!

終末のワルキューレがどう面白いかの解説は専門家の方たちにお任せするとして、私は第二試合のアダムvsゼウスの対戦マッチが気になって購入したというのに第一試合の呂布vsトールが刺さりに刺さって二巻で死にましたという事実をお伝えします……あまりに早い死……
呂布もトールも、それぞれ人間と神として並び立つ者がいなくて孤独だったのが、呂布死後の今回のラグナロクで戦い合うことになって、たった一戦だけでお互いを最高の好敵手と認め合えるまでになるの強烈な運命力を感じる。
好敵手と死合えて全力を出せた呂布は歓喜のまま消滅し、トールはその歓喜を受け止め微笑み、試合後は名残惜し気に呂布のつけた傷に触れ顔を伏せ、手向けを捧げ呂布を想うの、呂布の勝ち逃げ感凄いしこの一試合でトールは未亡人になってしまったまである。
まあ呂布を殺したのはトールだし、手向けが呂布の臣下とかいうちょっと普通じゃない部分(控えめ)もあるんですけど、自分で好敵手殺しといて未亡人みたいになってるのとんでもねえエモ。
ラグナロク終わって人類存続決定したらなんとかして魂戻してもらって、呂布とトールには好きなだけ死合って欲しい。このままだとトールは、好敵手を得て全力を出せたうえで消滅するという完全勝ち逃げした呂布を世界が終わるまで思うことになってしまう……それなんて未亡人……。

てか本並べて気付いたんですけど、対戦マッチになってる各巻表紙の呂布とトールの二人は他の対戦マッチと違って目線が同じ高さになってる!!人間と神だけど、この二人は気持ちの上で対等だからか!!!やっぱり運命じゃねーか!!!!

二戦目も最高のマッチだった……私達の、全人類の父であるアダムお父さんがかっこよすぎて泣いた……お父さん……。
佐々木小次郎vsポセイドンも間違いなく面白いであろうことがもうすでに察せられるので続きが楽しみで仕方ない。人類側そろそろ勝利してほしいな。