今期覇権はプラネット・ウィズかなぁ。8話はテコ入れ回って聞いた気がしたんだけど、確かにお色気交えてそれっぽくしてたけど実際はブレてないんだよな。おっぱいの下りはともかくww
8話までで、複雑すぎず単調にならないストーリーの緻密さ、一話ごとの纏め方及び次回への繋げ方の上手さ、各キャラの引き立て方と全部高水準で、一話ごとに見ても面白いのが個人的に感じるプラネット・ウィズの魅力。
主人公とヒロインのうっすらと恋心が芽生え始めた初々しい関係素敵だな〜って見守ってたんだけど、8話の2人があまりに良くて私は泣いた。虎居さんが大人としてかっこよくてまた泣いた。

こういう戦闘物の作品で主人公の少年が戦わされる状況になるといつも思うんだけど、いろんな理屈とかやむを得ない事情があっても子どもを強制的に戦地へ送り出すのってほんと心苦しい。
プラネット・ウィズはそういった子どもである宗矢がもう戦わないと復讐の虚しさと孤独に泣いて主張することに対し、「もちろん嫌ならもういいよ」って言ってくれるアニメなのが素敵だわ。
宗矢にとっては地球は自分には関係のない星で、復讐も叶えて戦う理由もなくて、でもきっと戦わないってきっぱり言い切るには罪悪感もあったのかなって思う。
これまでよく我慢したよな、宗矢。復讐が終わって燃え尽き症候群も過ぎてきたところで、のぞさんと平和な一日を過ごしたことで現実にピントが合って、今まで追いやっていた孤独が一気に襲ってきたんだろうなぁ。
宗矢が泣くシーンはあまりに辛くて自分も泣いたし、宗矢が自分に関係ないから地球は守らないという宣言をした後に、地球人ののぞさんが宗矢を庇って「黒井くんは今まで街を守りました。守るためじゃなくても戦ってくれました。だから今度は私が黒井くんを守ります!」と言い、「とりあえず逃げます!」と手を引いて、「もう戦わなくていいよ、辛かったね、ごめんね、ありがとう」って言ってくれるシーンは吐きそうなほど泣いた。
宗矢が戦わなければ地球人全員封印されるというこの状態で、もう戦わなくていいよって言えるの聖人でしょのぞさん……。
虎居さんも、最初は「情けない顔だな」って泣いた宗矢に声をかけるから発破かけてくるのかと思ったら、戦いたくないと言葉にした宗矢の頭を撫でて「わかった、よく言った……俺がやる」と言ってくれるのでもう最高を突き抜けていった。100億点加算。
そう言ってくれる大人がほしかったんだよ……虎居さん主人公だよ……。

早く続き見たいなー!ほんっとうに面白い!!!