遊戯王の漫画は未読なんだけど、前々から見たかったから劇場版のTHE DARK〜見てみた!
アニメはリアタイ視聴済みなんだけど、原作漫画とはちょいちょい違うという差異を詳しく知らないままのにわか視聴。ちなみに初代は相棒が一番好きです。
面白いとは聞いてたけど、キャラクターから音楽、何から何まで全部求めていたものを提供してくれるからストレスフルどころか興奮しかしなくね!?
アニメのネタを入れてくれてたり、指使いとか動きが理想通りのいつもの遊戯王作画だったり、声優さんがかつてのメンバーそのままだったり、総合すると完成度ほんと高くて初代が至高と思ってる懐古厨には死ぬほど面白かった。
アテム復活シーンから遊戯と向かい合う流れ、ファンのみんなは絶対号泣だったでしょ……私はティッシュ握り締めながら嗚咽凄かった……リアルで何年越しだと思ってるんだよ……泣くわ……。

長年ずっとアテムと相棒が好きで生きてきたんだけど、ここにきて海馬瀬人と武藤遊戯の組み合わせが脳内にぶち込まれてその圧倒的質量に私の遊戯王脳の九割が持って行かれた……!
最近は現行のヴレインズがめちゃくちゃ面白いからそのことばっかり考えてたのに、海馬瀬人の存在感の圧が卑怯すぎる。
もともと単体だと遊戯の次に海馬が好きだったんだけど、単体で好きすぎたせいで友情とかライバルとかでの繋がりよりそっちが優先されてて、でもこの映画見ると遊戯への感情複雑すぎて叫ぶでしょ。
海馬のアテムへの執着は海馬が海馬である限り当然のものなので今更なんだけど、遊戯のことをアテムの器と言いながら遊戯本人を認めてるの無理がすぎる。すき。

ED後、海馬がアテムに会いに行った後の話が気になって仕方なくて。モクバは兄に頼まれ会社を引き継ぎ、兄が戻るのを待つってこと?モクバ、あんなに心配そうな顔してたのに?いくら仕事できてもまだ子どもだよ?
海馬は自身が作り上げた技術に自信があるから危険であっても飛び込んでいけるんだろうけど、モクバにしてみれば唯一の家族を失うかもしれないとそりゃ心配にもなる。
海馬がアテムに会いに行ったと知って、遊戯が兄弟の傍にいてくれるとかだと良いんだけどな……会いに行った相手がアテムだから、その役目は遊戯にしか担えないだろうし……。
そんなこんなで海馬がいない間ずっとモクバの傍にいるうちに遊戯とモクバがめちゃくちゃ仲良くなってて、海馬が帰ってきたら二人の方がよっぽど兄弟っぽくてどっちにももやもやする海馬瀬人が見たい。だが表には出さない。
海馬の誕生日にモクバと遊戯が相談して二人で誕生日プレゼントくれて、もやもやしていた気持ちが完全に吹き飛び、表情筋は全く動かないのに内心強烈なガッツポーズを決めるほど喜ぶ海馬瀬人。
しんどそうな未来が見える時ほど幸せな未来を見たくなるハピエン厨なので、多分この時空ならモクバの為にと思って海馬は遊戯にプロポーズすることになるんじゃないかな?
(遊戯が受けるとは言っていない)(なんなら海馬が遊戯に対しての恋愛感情を自覚しているとも言っていない)
遊戯に普通にバッサリと断られてから、断られると思っていなかった海馬がすったもんだの末に自覚して収まるところに収まる流れ。そこまでにモクバや城之内達を巻き込んでいろいろあるんだよ……!後は任せた……海表の未来は明るい……!!!