ほぼネタバレ見ない状態で見たんですが、もう号泣するよね……。
少し落ち着いてからだと、カラ松やトド松と扱いが違い過ぎるのがじわじわくるwみんな十四松に対して優し過ぎかよww優し過ぎかよ……(泣)
一応告白しようとしてた時にみんなに技掛けられたりとかはしてたけど、あれって怒るとか虐めるとかじゃなくて妬みとかからかいとか後は発破かけてるってことでしょ?
みんなで告白用の衣裳考えてあげてるシーンと、旗振って送り出してあげるシーン可愛すぎかよ。
兄弟あったかい。六子ほんとすき。

あとさー、EDでお前らいつも六子にツンデレだったり厳しいこと言うくせに今回だけは「一生懸命がんばりまっす!」の台詞に対してのコメが「よく頑張った」ばかりで泣かせにきてるのかと思ったわ。あたしだって、今回はもの凄く褒めてあげたいわ……。


テンポよかったから一回目は結構見逃してるところがあったので、ちゃんと二回目も見ました。
時系列で言うと、彼女が田舎から上京してくる→生活苦か何かわからないが、嫌々ながらAV出演→左手首の包帯はリストカット→崖から海に飛び込んで死のうとする→そして十四松と出会い……→田舎に帰る、ってことだよね。
すいません、はっきり公式で言われてるわけじゃないけど自分で考察したのといろんな方の考察合わせてもほぼ同じだったのでこれを前提に話します。

今回は細かいところで、十四松と彼女だけじゃなく、兄弟達の思いやりや繋がりをとても意識させられたわ。特におそ松兄さんずるい。
彼女の出演するAVを見つけたことを言わない選択をするところ、十四松が告白するからって一松に技掛けられてておそ松が話があるんだけどって言ってたところね、あそこでおそ松兄さんマジ長男ってなった。
十四松の反応や目を見て、十四松が彼女の秘密について知ってるかを見極めようとしたんだろうけど、ここで話さないことを選んだのはどっちだろう。
十四松が知らないと思ったからか、知ってると思ったからか。どっちでも言わないのはあり得る選択だと思うんだが。
今回の話の最後にわざわざ十四松のリストバンドを彼女が包帯の代わりにつけてるシーンがあるから、十四松が全く知らないわけではない気もするんだよね。
なんで死のうとしてたかとか十四松がそういう傷付けそうなことを聞くとは思えないけど、狂人だけど馬鹿じゃないから察してリストバンドをあげた可能性はあるかなぁ。
彼女の秘密に気付いてからのおそ松兄さんは終始十四松を気にかけてる表情をしているから、ほんと長男ずるいって思った。普段クズの癖にかっこいい……。
最後、彼女の見送りに行ってきたらってシーンも凄い泣けるよね。彼女の秘密を知っているおそ松兄さんに言われるからこそ泣ける。
あたし、おそ松兄さんの「引越しする日に誰かに会うって、結構めんどくさいことだよ」の台詞の意味が最初わからんかった。
そっか、十四松が彼女に告白したのってついさっきなんだ。つまり、今日、彼女が引越しする日に告白することになったんだな。彼女はわざわざその「面倒な日」に会いに来てくれたってことね、だから十四松は間違いなく嫌われてなんかいないってことね。
そして、最後の「ダメ。俺、今日金ない」。
この台詞突拍子がないから一瞬チビ太みたいに、は?って言いそうになったんだけど、これはすぐに察せられたわ。おそ松兄さんがおでんの代金払えないってことは、長男を残して他の兄弟が席を立てないってこと。
つまり野次馬しようとしてた他四人を引きとめてあげたっていう……おそ松兄さんかっこよすぎかよ!!(涙)

おそ松兄さんが凄く長男してたのは今回の話のミソでしたが、何よりやっぱり十四松と彼女が尊いよね……。
一週目はなんであんなギャグで笑うんだろ、この子やっぱずれてんのかなwって思ってたけど二週目見ると泣きそうになるわ。
多分、死さえ望んでいた彼女が久しぶりに笑えたことだったんじゃないかな……と思うと。
十四松といたら笑えるんだね。彼女、十四松と居る時はずっと笑顔なんだよね。気付いて泣くよね、あたしが。
もう、まず間違いなく両想いなのに別れることになるんだよ……?
サイレントの告白シーンもぐっときたけど、他の五人兄弟が傘差さずに一緒に濡れるシーンはあああああってなった。そして何より、十四松が泣くシーンが釣られ泣きするぐらい演技に力入っててつらい。
もう泣けるシーンだらけで言いたいこともたくさんあるけど、お別れのシーンは随一でした。
彼女の為に、彼女を笑顔にする為に、自分の辛さなんて放っておいて必死に笑わせようとする十四松に、その気持ちがわかるからこそ泣いてしまう彼女。でも十四松の為になんとか笑顔を見せてあげる彼女。最後に一人で、やっぱり泣いてしまう彼女……。


後残ってる謎
・彼女が自殺しようとしていた崖に書いてある「自決」
・崖下の夫婦岩の紐が切れている
・家にある、十四松のカラーコーンに白い布のようなものが巻き付いてる。包帯のようにも見えるが、もしやこの時には既にリストバンドと包帯を交換していた……?
・彼女の主線が最初は青→駅では緑→駅から出発後は茶(ちなみに青と茶を混ぜるとくすんだ緑に近い色になるらしい)
・彼女が旅立つ駅「さいはて」
主線の件や駅名については、おそ松さんが「死後の世界」か「生死の狭間の世界」なのではないか説を有力にしてしまったなぁ。
そもそも田舎に帰るだけであったら、また会えるんだよな。田舎がどこかはわからないけど、十四松なら彼女に会いに行く為に、その為だけに仕事をしてお金を貯めてってことが出来る人だろうから。
それなのに今生の別れのように別れてしまうということは……とも思ってしまう。
やっぱり彼女は死にかけていたけど、戻っていったってことなのかな。最後の光は生の光だったということだろうか。

感想書きながら三週目見てたけど、やっぱり最後の彼女が十四松のリストバンドでリストカットの痕を覆ってるシーンはあたしはこう取りたい。
十四松は全てを知ってて、それでも彼女を受け入れて愛していたってことだと。