ベイマックス

あれからいろんな方の感想見に行ったりしてたくさん気付いたことがあったんですが、その中の一つについて。
作中で皆がずぶ濡れになって体温が下がってたのでベイマックスがカイロ的な機能を使って暖める、というシーンがあるんですね。
で、皆同じ状況にも関わらずベイマックスはヒロのみを優先して暖める。
このシーンはほんわかしたのと、ヒロを優先したのはこの時にベイマックスを起動したのがヒロだったから(家でたまたま機動してから一度も返してないんだと思った)、優先順位の一番上にいたためだったんじゃないかと個人的に思ったから特別考察することもなくスルーしたんだよね。
でも、とある方が、そもそもあのベイマックスの優先順位の上位にヒロがいるのではないかという考察をなさってて、それもありえるなと思ったので一考。

まず、タダシがケアロボットを作ろうと考えたのはヒロが一番大きなきっかけだったと思う。この点についてはいろんな人が感想でも言ってたし、自分も間違いなくそうだと思う。
ベイマックスの「思わず抱きしめたくなる」ってコンセプトは心の傷のケアについてかなり考えられてるし、タダシはヒロが両親を失ってその両親のことを覚えてないことで傷付いてるのをわかってるし。
もちろん、タダシが正義感の強い人でたくさんの人の役に立つロボットを作りたいって気持ちも大きかっただろうけど。その二つの気持ちがあったからこそのベイマックスだったと思います。
で、あのベイマックスって、多分タダシ的には自作ケアロボットの最初の試作機だよね。タダシの話から読み取ると将来的にはああいうケアロボットを量産したかったんだと思うしさ。
でも試作機だけど、タダシはあの初期ベイマックスを捨てたりお蔵入りする気はなくて、後に自分の家で使えたら、と考えていたかもしれない。そこまではわからないけど。
というか、一番にヒロに紹介したかったんじゃないかなぁ、やっぱり。どうもヒロのことを大学に連れて行く良いタイミングをうかがっていたようだし。
そうそう、ベイマックスが「タダシはどこですか」って聞く場面も今思えば別に聞く必要ないよね。
目的なしに起動されたならともかく、正規の、「痛い」と言う声を聞いて起動した場合はタダシがいようがいまいがベイマックスがすべきことは変わらないんだから。
そういうことを考えていくと確かに、ベイマックスには優先順位のようなものがあってもおかしくなさそうに感じるんだよなー。
最初のロボットは誰よりも先にヒロのために!って考えてたのかなぁ……。
飴ちゃんあげるのって子供仕様ですよねーっておっしゃってた方もいて、うわああほんとだああって思ったりもしたし。実際飴貰ってヒロが喜んでたから、あれはヒロ(やヒロのような子供)が喜びそうだと思ってつけた機能だったのかもしれない。

この視点で見ると、ベイマックスの行動の捉え方が変わってくるなぁ。
まあ正直ベイマックスがタダシの居場所を聞いたのも、ベイマックスが試作機で万が一にも変なことをしないように、なるべくタダシの指示範囲内にいるようにインプットしてただけかもしれないし。
ヒロを優先してたのは、やっぱりヒロが起動させたからってだけかもしれないし。
実際どうなのかはわからないから、この考えに縛られるのも良くないとは思うけど、一説として「(あの)ベイマックスはヒロの為に作られた」という可能性もありえそうなことがわかった。
ベイマックス奥深いよーもう一回見たいよー。

今思い出すとまだまだ考察できそうなシーンがあるんだよな。
考察ではないけど、タダシが博士を助けに行くシーンとヒロとベイマックスが博士の娘を助けに行くシーンは感慨深いですよね。
この兄弟、どうあがいても似たもの兄弟なんだなぁと思えて。というかヒロがタダシのことを見て育ってきたからなんだろうけどさ。
そう、ヒロってタダシが導いてくれたから大学に入って勉強したくなって、頑張ったじゃないですか。ヒロが「大学に入れなかったら終わる!」だっけ、あの台詞言った時ちょっとびっくりした。
大袈裟に言ってるのもあるだろうけど、本人はそう思ってるんだろうなと思って。他の大学だって行けるし、大学入らなくても勉強は出来るし、勉強しないという選択肢だってあるけど、もうあの大学に入ることしか考えてないの凄い。
ヒロにとってタダシの導きってある種、絶対的なものなのかなって思った。自分で選択してるから盲目的ではないんだろうけど。
そりゃタダシがいなくなったら大学行く気なくなるわっていう。もちろん、いなくなったショックもあるし。
ああああ天才兄弟こんなに尊いのにいいいいいい!尊いのにいいいいいいいい!(床ドン)

死ネタにはとことん弱い人種なのでもうあかん……拘り続ける予感しかしない……。
天才兄弟が一緒に大学に通うifください(必死)

2015年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます!去年はオタク的にかなり充実した年でしたが、今年も相変わらず突き進んでいきます!

ちな、去年一年の充実し過ぎたハイライト↓
今年もヴァンガ・沢村栄純・猿投山・飛雄ちゃん・荒北さん・黒尾鉄朗・左近ちゃん・喰種・ライアンちゃん、どっどーん!・尾田っち謎のロー推し・燈ちゃんやアドルフさん達・ダイゴさん!石!じゃなかったイケメン!・やはり遊戯王に回帰してしまう、悔しいでしょうねぇ・ぼっくろちゃん結婚した(真顔)

ハイライトと思えないぐらい長くなったけど、今振り返ったらこんな感じだったwこれでもかなりいろいろ抜いたんで許してww
こう見るとガチでハマったのが多かったんだなー、去年は。いつも浮気してふわふわ彷徨ってる人種だけど、確かに去年は同じ作品を行き来してたイメージ強いわ。
というかこれぴくしぶブクマ遡って振り返ったんだけど、去年一年の自分がブクマ捗り過ぎてて大丈夫かって不安になるwこれはひどいww
ラストがおかしい気がするのは、某ぼっくろ界のレジェンドが、年末のぼっくろの過ごし方について熱弁していたおかげで、自分も年末ぼっくろの年越しのことばっか考えていたせいです。え、二人は結婚してて子供いるでしょ?(素面)

今年最初の活動として、お母さんと映画見に行ってきました。ベイマックス。
自分ヒーローもの好きだから、多分アナ雪よりツボだろうなと思ったら案の定そうだった。
最初に日本版の兄弟愛メインのPV見た時は見なくてもいいかなーって思ってたんだけど、海外版のヒーローメインのPVいいよって教えてもらって見たらすっごい面白そうだからお母さん誘って行ってきました。
見に行ってよかった、え、泣いたかって?うるさい泣いたわwタダシお兄ちゃん、ヒロのこと好きすぎでしょww好きすぎでしょ……(号泣)ってなったわ。
そういえばヒロとタダシって何歳差かな。ヒロが14歳で、タダシは大学入ってベイマックスの研究をそこそこの期間やってそうだったから……21ぐらい?確かに6・7歳の年齢差はありそうな感じだった。あの親代わり感からすると。
映画見るまでは開始直後でタダシは亡くなってしまうのかなと思ってたから、まさかこんなに仲良しシーンを見せられてからいなくなると思ってなくて、大ダメージを受けたわ。仲の良さを知れば知るほど辛さがでけえよ…お兄ちゃん、ヒロのことどんだけ大事に思ってんのよ…。
勿論噂通り、ヒロとベイマックスの可愛さにもウワアアアア!ってなりましたけどwかわいいポイントは聞きかじってたので、だいたい網羅できた気がしますwwほんとかわいいwwwベイマックス抱き締めたいww
仲間もみんな好きだったなぁ、凄くいいキャラしてるわ。ゴーゴー姉さんかっこよすぎワロタ。
戦闘シーン思ったよりかなり凄かったです。コマ送りで見たいレベル。
あああ、正直もう一回見に行きたいなー面白かったなー。年初めに素敵な映画を見れてよかった。あったかい気持ちになりました。

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