今朝のNHKニュースで「消費者金融大手の武富士が、今日にも裁判所に会社更生法適用申請」との報道をしていた。

アコムやプロミスなど銀行系傘下のサラ金と異なる独立系の武富士もついに破綻か…

今年6月には株価の大幅下落や上場取り消し観測が報道され、本社や営業債権売却なども取り沙汰されていた。

そして6月に完全施行された改正貸金法が止めとなったか？

負債額は6月末時点で4,300億円だが、まだ請求されていない潜在的な過払い禁を含めると、負債総額は大幅に膨らむ見通しとのこと。

しかし昨日の日付で武富士自身は今回の報道を否定したコメントを発表している。

消費者として気になる部分は、会社更生法の適用が決まり、裁判所の管理下で再建が進められると負債額の減額が適用されるので、過払い負債についても満額帰ってくる見込みがないと言える。

過去に民事再生法が適用されたアエルでは5％返還（95％カット）、同じくクレディアでは40％返還（60％カット）と過払い負債も大幅に減額されている。

過払い負債は一般消費者のお金。
大幅減額では武富士のゴネ得となってしまう。

裁判所はどのような判断をするのだろうか？

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