報道によると消費者金融やクレジットカード、信販の主要各社が6月の改正貸金業法完全施行を目処に、専業主婦など収入がない人への新規融資を取り止める方針で検討している。

その理由として改正貸金業法の目玉である総量規制で融資限度額が世帯年収の1/3に制限されるため、これまで以上に審査手続きなどが煩雑になることから、採算が合わないとの判断らしい。

既にキャッシングを利用している百数十万人の専業主婦の大半が、新規融資を受けられなくなる可能性があるとのこと。

無収入者などへの新規融資を停止するのは、プロミスやアイフルなどの消費者金融大手4社のほか、カード大手のJCB、三菱UFJニコスなど。

総量規制導入後も新規融資を続けるのは、セディナなど一部にとどまる。しかし、夫のカードと一緒に発行する「家族カード」保有者への融資は各社とも続ける。

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