スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

「剣岳 点の記」

※無駄に長いぜ
※ネタバレはしてないけど公開前なんで一応注意







試写行って見てきましたよ。

7時スタートということで、20分くらい前に上映スクリーンへ向かいました。

そしたらスクリーンの前で監督が待ちかまえていて私ビックリ!

(゜Д゜)<か…監督だ!

監督から直接名刺を頂き席へと着席。
お客さんはやっぱり年配の方が圧倒的に多かったです。会社帰りのサラリーマンが一番多かったように見えたな。

席は四列目くらいにしたんですが前にほとんど人が座らず結局一番前状態(笑)
隣に放送局の方々が座って妙な感じになりますた。

7時ぴったりに監督がちょこちょこっと挨拶して上映スタート。


あらすじは…陸軍測量部の測量手、柴崎(浅野さん)は日本地図最後の空白地点を埋めるため仲間を連れ、「針の山」「死の山」と云われる剣岳の山頂を目指す…といった感じ。




内容云々よりもまずは映像の美しさとその迫力に圧倒されたよ!
本物の映像にこだわっただけに凄かったです。自然の美しさも恐ろしさも鮮明に映し出されてるって感じ。

俳優さん達も本気でやってるのがひしひしと伝わってきた。
みんな無事に帰ってきてるのはわかってるんだけど、俳優さんがあまりに際どい場所まで行くから終始ドキドキしながら見てました(笑)


結果が出なくとも、ひたすらに努力し挑戦する男達の熱意に胸がじわりと熱くなる、そんな映画だったよ。

確かに面白い!って思える映画ではないかも。
上映時間も長めで飽きてしまう人が多いんだろうな、とも思う。

でも「あー時間の無駄だった」とは全く感じなかったな。
あの映画の美しさと役者の熱のこもった演技だけでも見る価値はあるんじゃないかと。

あとは音楽の使い方が今の映画とは全然違う感じがしたな。
横にいた放送局の方も見終わった後に「今の監督とはあきらかに映画の取り方から何から違いましたね」って話してました。



俳優さんは本当に豪華だったなぁ。

浅野忠信に香川照之に松田龍平に宮崎あおいに仲村トオルに役所広司。
他にも夏八木さん國村さん笹野さん田中要次さん石橋蓮司さんなどなど。

俳優さんに関しては大満足でした!
こんな邦画界の有名どころ揃えちゃって大丈夫?ってくらい(笑)


まず浅野さんはやっぱりいつもの浅野さんでした。かっこいい。
真面目で優しい柴崎役が似合うのは、やっぱり浅野さん自身が優しいからなんだ。←ベタ褒め


龍平は、思ってたより映るわ喋るわ目立つわでファンとしては嬉しい限りです。

公開前だからネタバレは避けるけど、とにかく龍平の見せ場は沢山あるよ!龍平ファン必見!
ただ物凄くハラハラしちゃうけど(笑)

あとは龍平の役の設定と龍平自身がやけに被ってて面白かったです。だから無駄にリアルな感じもした。

生田は測量隊の中では一番若くて、それ故1人で突っ走ったり反発したりする人物だったんだけど…香川さんが言ってたように、龍平がやるとその我が儘にも何か意味があるのかなぁと思わせるから不思議です。

御法度ぶり(乱歩はあまり絡まなかったから)に浅野さんに可愛がられる姿も見れて満足でした!
というか生田みんなに可愛がられ過ぎ(笑)
みんなに愛されてました、生田くん。


で、新井浩文!

ちょこちょこっと出てきて終わってしまいました。残念だ…。
もうちょっと出て欲しかったとも思ったけどあの面子じゃあ無理よね(笑)

でも結構重要な役だったと思うし、いつもの飄々とした演技がとても良かったです。
新井くんの台詞まわしが大好きなんだ。




試写終了後は感想をぱぱっと書いてスタッフさんへ渡し。

出口でまたもや監督がいらっしゃったので今度は握手して頂いて帰ってきました。




うーん、試写行って本当に良かった!

なにが良かったって監督が自分の映画を凄く愛してるってのが伝わってきたこと。
じゃなきゃあんな全国まわるなんてこと出来ないよ。


若者ウケはしないだろう映画だけど、是非とも頑張って頂きたいです!

監督から直々に宣伝員任命証も頂いたんで、私も精一杯宣伝したいと思います(^O^)/
前の記事へ 次の記事へ