MC遠藤章造がゲストの紹介からスタート

『今夜は素敵なレストランで、素敵な、キュートな、チャーミングな、女子アスリートとこちらで待ち合わせと言う事で』


コツコツと足音…

遠藤『あ〜、何かいい匂いしてきたぞ』


テン『あはは…』

遠藤『あっ、どうも。はじめまして』


テン『こんばんは〜』


『よろしくお願いします』と軽く握手からスタート。

テンさん紹介のVTRが流れる


エスコートして席に案内する遠藤。チェアの後ろにまわり…


チョコンと座ってしまったテンさん『ちょっと…違いますよ(笑)座る時にこう(前に)行くんです(笑)』


遠藤『あ〜そうなの


思わず突っ込むテンさんは立ち上がってしまう。


遠藤『ごめんね。座ってから(前に)やろうかなと思って、結構重いな、動かないなと思って。ごめんね(笑)』


テン『(笑)もう、いいですから

と腰を掛ける。


遠藤『失敗しちゃいました』


と、和やかな雰囲気でスタート


遠藤『じゃあ改めまして、乾杯を』

遠藤『二人の出会いに乾杯』と照れながら。


テン『ハイ…(笑)』とシャンパンを一口


遠藤『テンちゃん、お酒は強いんですか


テン『あ〜、飲む時は飲みますね』

遠藤『俺のイメージ、酒とか強い…男っぽいかなってイメージ』


テン『うん、うん、男っぽいと思います』


遠藤『男っぽい


テン『ハイ』


テン『いやぁもうホントにサバサバしてるから、しゃべり方とかも、なんか女の子っぽくないですよ。もうなんか、こう、トゲがあるようなしゃべり方を結構するんですよ』


遠藤『俺は全然感じてないけど、うん』


テン『で、それで、あの〜うちの姉とかに身内はいいけど、ちゃんとこう、人には優しいしゃべり方をしなとか言って凄い言われるんですけど』


遠藤『そんな何か言われんの


テン『ハイ』


遠藤『でも、彼氏の前とかでは、デレッと甘えるタイプでしょどっちかって言うと』


テン『彼氏いないから、よくわかんないんですけど』目を合わせずに


遠藤『また、そんな話して』


テーブルの食事に目を落としながら笑うテンさん


テン『ホントですよ』


遠藤『なんでおれへんの作る気がないって事』


テン『いゃ、いればそれはしあ…幸せだと思うんですけど、いないから可哀相な娘なんです………(笑)』


遠藤『今、だって年齢的にいったらギョーカイ用語でE十(イージュウ)やないですか何年ぐらいいないんですか。アテネはいた…』


テン………


思わず含み笑いで、んと首をかしげる。


笑う二人


遠藤『北京の時はいなかったんでしょ、最近だから』

テン『ハイ』


遠藤『アテネは


テン『………いないです』
この『間』と顔が伝えられないのが残念です


遠藤『絶対おるわ』


燃え尽き症候群


プレミアリーグに出場していないテンさんに迫る。


遠藤『今現在の調子はどうなんですか


テン『私自身はちょっとあの〜、まだ、あの体調が万全ではないので…』


遠藤『えっ何何、どっか悪いの


テン『いゃ、もう、今までこう…蓄積してきた疲労であったり、まぁ精神的にもやっぱりまだ調ってないですし、自分の気持ちも、体も、いい…いい状態ではないので、まぁ最初はちょっと、自分の体をケアしながらという』


遠藤『いや、さぁ、テンちゃんぐらいのレベルの人でも、それはごまかし…俺らから見てると誤魔化せると思うねん』


テン『多分、誤魔化してやろうと思えば出来ると思うんですけど、誤魔化したくないんですよね。やっぱりやるんなら、ちゃんとやりたいですし、そこに抜けて必死にやって来てる、あの、仲間もやっぱりいるわけなんで、それに自分は中途半端な状態で入って行くっていうのは、自分自身も許せないですし、周りにも凄い失礼なことだと思うし』


遠藤『それ、でも、テンちゃんの代わりに行く人もいる訳やないですか。でしょ


テン『ハイ』


遠藤『違う人がチャンス来る訳やん。その人が成績残したとしたらレギュラー奪れるかもしれんって思ってしまうねん。俺は。そういう、危機感はない』


テン『やっぱり誰にでもチャンスはある訳ではないですし、でも、その巡って来たチャンスに力を発揮するのが、ホントにトップに行く選手だと思うんですよね。だから、もしその同じ土俵に立った時に、あの〜、自分の技術が落ちてれば、その…(名前がでそうになったような感じ)代わった子が、そのまま行くでしょうし、あの自分が良ければ自分がそのコートに立つでしょうし、そこはやっぱりシンプルに《強い者がコートに立つ》事になると思うので、ハイ』

遠藤『なるほどね。カッコいいカッコいい
全然もう自信は、全て万全だったら、私に敵うセッターはいないわよっていう』


テン『やっぱり万全でベストなコンディションでいい状態でいたら、負けないと思いますよね』


遠藤『だって世界でも、1位とかって言われてるんでしょ』


テン『う〜ん、どうなんですかね』

遠藤『いやぁ、俺見た見たテレビで』


テン『あはは(笑)』


遠藤『テレビ(収録中に)でテレビで見たってのもどうかと思うけどさ(笑)』


テン『(笑)』


第6回VリーグNECの時の全勝優勝の映像


シドニー敗退から一時引退の話へ


遠藤『一回バレーボールを辞めた。ずっとバレーボールをやって来てて、しかもずっとトップでやって来てて、相当な決断じゃないですか。それって』


テン『うん…やっぱり始める時もそうですけど、辞める時もやっぱり凄いエネルギーを使うんですよね』


遠藤『いるよね。結婚も凄いエネルギーいるけどね、離婚はもっといるからね。一緒の事やと思うわ。一緒にしたらアカン』

指で×印する遠藤。


テン『(笑)いゃ、でもホントに始まりと終わりっていう』


遠藤『大事やねん』


テン『とにかく、一回こうバレーボールから離れたいなっていうのが、あったんで』


遠藤『それはやっぱ、色々周りの言葉とかいろんなことを自分の中で、ネガティブに考えていったからって事


テン『批判の対象になるというか、まぁどうしてもそこに目が行きがちだった部分があったと思うんですけど、それを結構もう自分自身が真に受け過ぎてたっていうのもあったと思うんです』


遠藤『こう…逃がす術を知らなくて全部それを受け止めてしまってたんだ』


テン『ハイ

ホント、パンクしたなって感じですね、今思えば』


遠藤『そうかぁ…』


遠藤『どれぐらい辞めてたんですか、バレーボールを』


テン『まぁ、ホントに離れたのは半年離れて…』


遠藤『その半年間てのは、ホンットにやってないの』

テン『やってないです。全く』


遠藤『やりたくないの』


テン『やりたくなかったです』


遠藤『まっっったく』


テン『ハイ』


遠藤『へぇ〜……』


遠藤『復帰するきっかけってのは、何だったんですか』


テン『今あの、JTというチームに所属してるんですけど、その当時、あの監督されてた一柳さんっていう方と部長、その方達からのスカウトっていうか、もう一回バレーしてみないかっていう話をいただいてから、あのやっぱり自分の居場所というか、必要とされてる場所でやる事が一番いいと思ったんです。で、最初はホント意固地になって、絶対やらないと思ってたんですよ。でも、こう、話をする中で凄い熱意を感じたし、もう一回やってみようという気持ちが湧いて来たというか…』


遠藤『それ、なんかきっかけの言葉みたいなんかのはあったんすか』


テン『その監督に言われたのは、その今まで、その前NECに所属してたんですけど、そこではもちろん結果も出てたと思うし、常にトップにいるチームでやらせていただいてたんですけど、そこで感じれなかった自分のプレーとか、新たな自分を見つけられる…あの…モノがあると思うよって言われたんですよ。その監督に。それってやっぱ選手として面白いじゃないですか』


遠藤『うん、うん、未知の世界ですね』


テン『伸びしろも絶対あるっていう事を言ってくれてるし、だから、そのセンセ…監督の下でやってみる面白さってあるんじゃないかなって思ったんですね』


JTの公式のテンさんのプロフィールから『TKF』をピックアップ。そうコレって何かわからなかったんですけど…


遠藤『TKFってコレは何なんですか


テン『タムラケンジファミリー(笑)』


遠藤『えー、タムラケンジファミリーってあの私の同期のタムケンの』

テン『はい、あの〜、大林さんの紹介で、食事をさせていただく機会があって、田村さんと、「じゃあ今日からテンちゃんもタムラケンジファミリーな」みたいな感じで(笑)』


遠藤『タムケンファミリー入ってんねや


テン『って言われて、で、そこからあの、やっぱり何人か芸人さんとかお食事する機会があって』


遠藤『どんな芸人さんがいた。どんな人が好き』


テン『好き…』


遠藤『ランディーズとかは、知ってる』


テン『あっ、何度かお会いした事はあります』


遠藤『ランディーズ中川とか。いたでしょ』


テン『はい、いました』


テンさんの後ろに忍び寄るランディーズ中川が扮した「代打屋川藤」


遠藤『どう、好きか嫌いかとか』


テン『ん〜…あまり(笑)』


遠藤『あんまり好きじゃないの(笑)なんでなんでなんで』


テン『いゃなんかイメージが、あまり良くないんですよ。私の中で』


遠藤『ランディーズ中川のイメージが。何がアカンの』


テン『なんかもう、こんなんテレビで言っていいのかわかんないですけど』


遠藤『大丈夫、最悪切るから、何』

テン『いゃなんかホントに凄い女の子が好きなイメージとかあるし』


後ろで頷く中川


遠藤『中川は俺も噂は入って来る』

テン『あははは(笑)』


遠藤『正直な話。なるほどな〜』


テン『別にそんな好きとか嫌いとかはないですけど、イメージ的にはっていう…』


見える位置に中川登場


テン『あ〜〜〜びっくりしたぁ〜』手で口を覆い大笑いのテンさん


中川、川藤の物まねで『おーテンやないか』


思わず立ち上がるテンさん『びっくりしたぁ』『え〜え〜』


《川藤さん》と会話する遠藤


遠藤『まぁ座って下さい』


中川『おー座れ座れ』


遠藤『んでね、川藤さん』


テン『川藤さんじゃないじゃないですか


遠藤『ランディーズの中川って人の話してたんですけど、テンちゃんはあんまり好きじゃないですって』


両手で口を押さえて笑い続けるテンさん


遠藤『なんでって聞いたら、なんか正直最初のイメージが良くなかったって、女、女って言ってるイメージがあるって、言ってたんですけど』

中川『ワシな、そっから聞いたんや、ちょうど。嫌いやっていう所から』

※続きがあります